横谷渓谷とは
横谷渓谷(よこやけいこく)とは、茅野市を流れる渋川上流に広がるマイナスイオン溢れる渓谷です。横谷峡とも呼ばれています。渓谷沿いに整備された遊歩道からは乙女滝、霧降の滝、王滝、おしどり隠しの滝など様々な滝や渓流が見られ、全長3km(往復で約3時間)のトレッキングも楽しめます。
※片道バス利用も可能
また、四季折々の姿を見せる横谷渓谷は、県内屈指の紅葉スポットとしても知られており、秋には鮮やかに色付く木々が絶景です。さらに、冬には滝が流れたまま凍り付く氷瀑が見られるのも魅力のひとつです。
トレッキング
横谷渓谷では全長3km(往復で約3時間)のトレッキングを楽しめます。バス(メルヘン街道バス)の利用も可能ですので、各自の体力に合わせていただければ大丈夫です。
※バス本数:3本/日
※時刻表は自治体HP参照
おすすめは往復トレッキングですが、一番手軽に楽しみたい場合は、横谷峡入口から横谷観音までバスで移動してスタート地点まで下ってくるルートが良いかと思います。
以下で記載している時間は、筆者が歩いた場合のものです。写真を撮りながらではありますが、比較的速めに歩く方かと思いますので参考程度にしていただければと。
横谷渓谷
横谷観音
新緑が眩しい5月、マイナスイオン溢れる横谷渓谷を訪問です。
横谷峡入口から横谷観音までバスで移動、ここから徐々に下ります。横谷観音駐車場の奥にある展望台からの眺めがいいですね。
駐車場から約5分、横谷観音展望台に到着です。横谷渓谷随一といわれる眺望が見事。
新緑が眩しい横谷渓谷
下の方を眺めると王滝も見えますよ。
おしどり隠しの滝
横谷観音展望台から約20分、ここまでの道のりは階段や高低差もあって少し大変でしたがおしどり隠しの滝に到着です。気持ちがいい風景ですよね。
※マイナスイオン15,000個/cc
新緑を流れるおしどり隠しの滝
王滝
おしどり隠しの滝から約15分、急な下り階段の先にある王滝に到着です。横谷渓谷最大で2段に落ちる滝が見事です。足への負担を考えると下流側から来た方がいいかも。
※マイナスイオン25,000個/cc
横谷渓谷最大・新緑の王滝
新緑に囲まれる遊歩道を散歩です。
一枚岩・屏風岩・鷲岩
王滝から約10分、一枚岩に到着です。川底は数十mに渡って1枚の岩盤とのことです。
※マイナスイオン15,000個/cc
屏風岩周辺の風景も涼しげですよね。
この辺りは冬(厳寒期)に氷瀑が見られる場所です。
一枚岩から約15分、鷲岩に到着です。どこが鷲か分からない・・・でも迫力があります。
霧降の滝
鷲岩から約5分、霧降の滝に到着です。正面の橋は破損のため通行禁止ですが、岩場を渡れば滝つぼまで行くこともできます。
※マイナスイオン20,000個/cc
新緑に囲まれる霧降の滝
乙女滝
霧降の滝から約10分、乙女滝に到着です。水しぶきが飛んでくる距離で楽しめますよ。
※マイナスイオン20,000個/cc
マイナスイオン溢れる乙女滝
遊歩道沿いのところどころにヤマツツジが咲いています。休日の午前中でしたが、様々な方が新緑の渓谷を楽しんでいました。人は多くないので、のんびり過ごせるのも魅力です。
- 歩きやすい運動靴
(山道、坂道、階段などあり) - 軽食、飲料水の持参(脱水症状に注意)
県内屈指の紅葉スポットとして知られる秋には絶景が広がる↓
遊歩道沿いに現れる氷瀑が楽しめる冬もおすすめ↓
周辺観光スポット
ジブリ映画のような原生林と苔の世界が広がる蓼科大滝↓
※車で約15分
日本を代表する画家である東山魁夷の名画”緑響く”のモチーフとなった御射鹿池↓
※車で約15分
八ヶ岳山麓を代表する遺跡で縄文文化の宝庫といわれる尖石石器時代遺跡↓
※車で約15分
駐車場
横谷峡駐車場
横谷渓谷の入口(下流側)にある横谷峡駐車場は、普通車16台・バス4台の駐車ができます。休日9時半頃でしたが駐車している車は5台ほどでした。渓谷から戻った12時頃でも10台程度でしたので、紅葉シーズンを除けば駐車場の心配はいらないかと思います。
横谷観音駐車場
横谷渓谷の上流側にある横谷観音駐車場には、普通車18台・バス8台の駐車ができます。バスに乗って10時過ぎに到着した際は、ほぼ空車でした。こちらの駐車場も紅葉シーズンを除けば特に問題なさそうです。
補足情報・アクセス
住所 長野県茅野市北山
アクセス 車 諏訪I.C.より30分
諏訪南I.C.より30分
駐車場 あり
料金 なし