横谷渓谷とは
横谷渓谷(よこやけいこく)とは、茅野市を流れる渋川上流に広がるマイナスイオン溢れる渓谷です。渓谷沿いに整備された遊歩道からは乙女滝、霧降の滝、王滝、おしどり隠しの滝など様々な滝や渓流が見られ、全長6km(往復で約3時間)のトレッキングも楽しめます。
※片道バス利用も可能
また、四季折々の姿を見せる横谷渓谷は県内屈指の紅葉スポットとして有名ですが、厳寒期には滝が流れたまま凍り付く「氷瀑」が見られるのも魅力のひとつです。渓谷沿いの遊歩道からは次々と現れる氷瀑を間近に楽しむことができます。
氷瀑の見頃
1月~2月の厳寒期(気象条件による)
横谷渓谷
木戸口神社
マイナス10℃近い冷え込みが続いている横谷渓谷を訪問です。
駐車場から少し上った場所にある木戸口神社、武田信玄ゆかりの神社とのことです。お参りをしていざ渓谷へ。
乙女滝
遊歩道沿いの右手にある階段を下りていくと乙女滝が現れます。氷瀑が見事ですね。
※階段が非常に滑りやすいため要注意
乙女滝の氷瀑
霧降の滝
乙女滝から歩いて約10分、雪が深まった霧降の滝に到着です。流量が多いせいか、凍っているのは一部だけです。。
雪道と渓谷
遊歩道沿いに見られる氷瀑も見事ですよ。
こちらは霧降の滝のすぐ近くの場所、ホテルから近いため宿泊客・観光客の方々が写真を撮るなど楽しんでいる様子でした。氷瀑に触れられるくらい間近で見ることができます。
横谷渓谷の氷瀑
遊歩道をさらに歩いていきます。雪道&坂道ですので慎重に、普段よりも足の疲れが・・・
氷点下の渓谷には美しい風景が広がっていますよ。
こちらの看板が現れたら分岐を右(横谷峡氷瀑)へ進みます。
屏風岩
霧降の滝から歩いて約10分、屏風岩に到着です。
渓谷沿いに連なる高さ約5m・幅30~40mの氷瀑が見事ですね。岩肌からしみ出す水が凍ってつくられますが、今年は1月中旬頃まで暖かい日が続いたため例年より若干小ぶり?
屏風岩の氷瀑
まさに自然の造形美という言葉がピッタリです。
静かな空間の中で流れ落ちる水の音が心地よいですね。ここまで来ると観光客の方も2人ほどと少なく、大迫力の風景をじっくり堪能することができました。
乙女滝(帰り)
駐車場に戻る際は下り坂、ただ雪道の下り坂は非常に滑りやすく細心の注意が必要です。
屏風岩から約20分、乙女滝に到着する頃には太陽が顔を出して滝を照らしていました。行きは曇り、帰りは晴れで様々な姿を楽しむことができて満足、実は虹も架かっています!
- 歩きやすい運動靴
(山道、坂道、階段などあり) - 雪道対策で防滑靴があれば安全
(筆者は運動靴で訪問しました) - 防寒対策必須
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駐車場
横谷峡駐車場
横谷渓谷の入口(下流側)にある横谷峡駐車場は、普通車16台・バス4台の駐車ができます。休日9時頃の訪問でしたが、数台が停車しているだけでした。渓谷から戻った10時過ぎでも、まだ半分以上が空いていましたので、特に心配はないと思います。
- スタッドレスタイヤ装着 or チェーン準備
(気象状況や路面状態による)
補足情報・アクセス
住所 長野県茅野市北山
アクセス 車 諏訪I.C.より30分
諏訪南I.C.より30分
駐車場 あり
料金 なし