蔵澤寺のしだれ桜とは
蔵澤寺のしだれ桜(ぞうたくじのしだれざくら)とは、駒ヶ根市に構える蔵澤寺に咲く樹齢300年のしだれ桜です。三門横のしだれ桜の古木からは残雪の中央アルプスが望める他、周辺の文化財との共演も魅力のひとつで人気の観光スポットとなっています。
蔵澤寺は曹洞宗の寺院で、室町時代の応永年間に開創されたと伝えられており、伊那七福神の一つである寿老人が祀られています。また、江戸時代の寛政9年(1797年)に建立された蔵澤寺三門は駒ヶ根市の有形文化財に指定されています。
桜の見頃
4月上旬~中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2025年4月12日 →満開
蔵澤寺のしだれ桜
お花見
絶好のお花見日和となった週末、蔵澤寺のしだれ桜を訪問です。
ちょうど見頃を迎えた桜は晴天の青空に映えますよね。
境内の雰囲気も非常にいいです。正面に構える蔵澤寺三門は、江戸時代の寛政9年(1797年)に建立されたもので駒ヶ根市の有形文化財に指定されています。
石垣からしだれ桜がこぼれ落ちる様子は風情がありますね。
本堂では平穏な日々と健康をお祈りします。
蔵澤寺三門としだれ桜の古木の間には残雪の中央アルプスを望むことができますよ。古木というだけあって曲がりくねったゴツゴツした幹が年月の流れを感じさせます。

残雪の中央アルプスを背景にした蔵澤寺三門としだれ桜
境内右側から眺める蔵澤寺三門と樹齢300年のしだれ桜の風景は見事です。個人的にはこの画角がベストショットと思います。

蔵澤寺三門としだれ桜の共演
休日10時頃の訪問でしたので、家族連れや友人どうしなど多くの観光客の方々が満開の桜を楽しんでいました。初めて訪れましたが、なかなか人気の桜スポットのようです。

ライトアップ
残念ながらライトアップはされていないようです。
周辺観光スポット
残雪の中央アルプスを背景に境内の一面を鮮やかな桜色に染める桃源院のしだれ桜↓
※車で約5分

残雪の中央アルプスを背景に咲き誇る樹齢400年の栖林寺のしだれ桜↓
※車で約10分

残雪の中央アルプス背景に咲き誇る壮大な絶景スポット吉瀬のしだれ桜↓
※車で約20分

駐車場
蔵澤寺の手前と境内左側に駐車スペースがあり、合計数十台は駐車できそうです。ただ、それほど広いスペースではないため、時間帯によっては満車になる可能性があります。休日10時頃に訪問した際は7割近く埋まっている状態でした。
補足情報・アクセス
住所 長野県駒ケ根市中沢
アクセス 車 駒ヶ根I.C.より20分
駐車場 あり
料金 なし