春日公園とは
春日公園(かすがこうえん)とは、伊那市街地西側の段丘上に位置する春日城の跡地を中心とした約14.3haの公園です。天文3年(1534年)に平家の末流である伊那部大和守重慶により築城され、重慶の元の姓が「春日」であったことから春日城と呼ばれました。その後、織田軍の武田軍攻めによる高遠城落城の際に、武田信玄の五男仁科五郎盛信に従い共に打ち死にし、春日城も廃城したといわれています。
東側は天竜川の河岸段丘に面しており、北は田切地形、南は大きな洞に囲まれた平山式館城で、周囲には防衛のための空堀や土塁の跡も残ります。昭和25年(1950年)に地元西町区により公園化が進められ、昭和39年(1964年)に伊那市が引き継いで都市公園として整備されました。以来、地元住民の憩いの場として利用されています。
春日公園
三の丸
暖かい太陽の光が差し込む午後、春日公園を訪問です。
三の丸には様々な遊具や東屋があり、お子様連れの家族が楽しそうに遊んでいました。
新緑に囲まれた三の丸橋を渡ります。
二の丸
二の丸には新緑の木々が一面に広がっています。4月頃には桜の名所にもなりますよ。
木製の二の丸橋は雰囲気があっていいですね。
こちらは鎮魂碑とのことです。
東側の端には伊那の勘太郎碑があります。何をされた方なのかは存じませんが・・・
本丸
本丸橋を渡っていきます。周辺の景観が美しいですね。
本丸に到着、新緑の木々が逆光を浴びて輝いているようです。
新緑に包まれる本丸
本丸から眺める伊那市街と残雪の南アルプスです。仙丈ケ岳(3,033m)と間ノ岳(3,189m)が見事ですね。
伊那市街と残雪の南アルプス
桜の名所としても知られる春がおすすめ↓
新緑に映える赤・白・ピンク色のツツジが鮮やか↓
周辺観光スポット
国の史跡・日本100名城に選定されている高遠城の跡地、高遠城址公園↓
※車で約20分
駐車場
春日公園の周辺には420台の駐車場があります。休日の午後14時半頃の訪問でしたが、まだ空きが多い状況でしたので、特に混雑することはないと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県伊那市西町
アクセス 車 小黒川スマートI.C.より5分
伊那I.C.より10分
徒歩 JR伊那市駅より20分
駐車場 あり
料金 なし