大宮熱田神社とは
大宮熱田神社(おおみやあつたじんじゃ)は、その昔、梓川の水の恩恵を受ける里々の守護神として、本神山山頂(標高1,283m)に梓水大神が祭神として祀られていた歴史があります。その後、現在の場所に神殿を造営して、熱田大神・天照大神・八幡大神が合祀されたのが大宮熱田神社となります。
室町時代の建築とされる一間社流造り・杮板葺の大宮熱田神社本殿は、独特なつくりが随所に見られる貴重な建築物として国の重要文化財に指定されています。また、境内に立つ梓川のモミは長野県の天然記念物に指定され、いずれも貴重なものです。
大宮熱田神社
鳥居
夏の強い日差しが降り注いで連日の猛暑日となった昼過ぎ、大宮熱田神社を訪問です。
鳥居の左側には長野県の天然記念物に指定される樹齢600年の梓川のモミが立ちます。
梓川のモミの詳細はこちら↓
境内
境内に入ると厳かな雰囲気が漂います。
水は出ていませんが立派な龍の手水舎がありますよ。
境内左側には石灯籠と境内社(八王子社・竃神社・天八衢社)が並んでいます。
こちらは御神木である長生きの木(ねづこの木)です。何と樹齢1000年とのこと。
樹齢1000年の御神木(ねづこの木)
縁結び仲良しの木(松杉相生の木)、松と杉が根元で一体となっている木もあります。
種類の異なる木が一緒になるのは珍しいですね。縁結びのパワースポットになりそうです。
境内中央にある神楽殿、例祭では獅子舞が奉納されるとのこと。
拝殿・本殿
拝殿に到着、平穏な日々と健康を祈ります。
大宮熱田神社の拝殿
拝殿の右側には国賓御本殿がありますよ。
さらに奥、拝殿の後側には国の重要文化財に指定される大宮熱田神社本殿があります。室町時代の建築とされる一間社流造り・杮板葺で、彫刻や流れるような屋根が美しいですね。
大宮熱田神社本殿(国重要文化財)
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駐車場
大宮熱田神社の境内右側(鳥居の少し右にある入口から入った場所)に2~3台程度の駐車スペースがあります。休日12時半頃でしたが、駐車している車は1台だけでした。
補足情報・アクセス
住所 長野県松本市梓川梓
アクセス 車 松本I.C.より20分
駐車場 あり(境内)
料金 なし