駒つなぎの桜とは
駒つなぎの桜(こまつなぎのさくら)[義経駒繋ぎの桜]とは、源義経が奥州に下る際に馬をつないだ伝説を持つ一本桜です。神坂神社下の旧東山道と林道の分岐点に近い水田の端に植えられた桜で、春には美しく色付きます。また、水田に映し出される桜が絶景で、毎年多くのカメラマンが集まります。
樹齢850年(400~500年ともいわれていますが)、幹周4m、樹高20mで、阿智村の天然記念物に指定されています。
桜の見頃
4月中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2021年4月10日 →五分咲き~満開
2022年4月15日 →満開
桜の開花情報はこちら↓
https://www.city.iida.lg.jp/site/sakurasaku/
駒つなぎの桜
お花見
あいにくの曇り空(なぜこの時期に台風が・・・)です。
駒つなぎの桜の周辺に駐車場はありませんので、約1km手前の駐車場から緩やかな坂道を上っていきます。ゆっくり歩いて15分くらい、運動不足の方には少し辛いかも。。
道中にある桜は散りはじめですが、きれいに咲いていますよ。
鮮やかな紅色の花桃、まだまだ蕾が多く見頃になるのはもう少し先になりそうですね。
(阿智村は花桃の里としてとても有名)
駒つなぎの桜に到着、小鳥のさえずりなど自然の音しか聞こえないとても静かな場所です。水田の奥で咲き誇る姿が見事ですね。
歴史上の人物としてとても有名な源義経が、馬を繋いだという伝説を持つ一本桜です。
源義経が馬をつないだといわれる駒つなぎの桜
樹齢850年で阿智村の天然記念物、苔むしたゴツゴツした幹が長い歴史を感じさせます。
平日の午前中でしたが、三脚を構える本格的なカメラマンが多いこと・・・その間に入って手持ちカメラで撮影です。満開の桜が水田に映し出される風景が美しいですよね。
ライトアップ
桜のシーズンにはライトアップがあります。
2021年はライトアップが中止されたことを知らずに、現地に行って初めて気付くという残念な状況でした。今年は事前にHPでチェックしてからリベンジです。
水田に映し出される桜が絶景すぎて言葉になりません。
水田に映し出される桜(ライトアップ)
20時半頃の訪問、5~6人が桜を楽しんでいました。ライトアップが終了となる21時近くなると誰もいなくなり桜を独り占め状態に、そのまま桜に吸い込まれてしまいそうです。
約850年といわれる間、この地で毎年きれいな花を咲かせる一本桜に心を打たれますね。
周辺観光スポット
阿智村の天然記念物に指定される黒船桜↓
※車で約20分
駐車場
園原I.C.付近から”駒つなぎの桜”の看板に従ってしばらく進んだところ(信濃比叡廣拯院の周辺)に駐車場があります。全部で5箇所の駐車場があり、①はゝき木館下広場、②はゝき木館、③門前屋、④信濃比叡入口、⑤最澄像となります。
どこでも大きくは変わりませんので、停めやすい駐車場で良いかと思います。また、護摩堂(月見堂)のトイレ手前にも駐車場がありますが、こちらは優先駐車場です。
※護摩堂(月見堂)から先は駐車場がありません
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡阿智村智里
アクセス 車 飯田山本I.C.より25分+徒歩15分
園原I.C.より5分+徒歩15分
※東京方面からは園原で降車不可
駐車場 あり
料金 なし