玄向寺の牡丹とは
玄向寺の牡丹とは、ぼたん寺としても知られる玄向寺に咲く牡丹のことで、明治18年(1885年)に戒譽隆説和尚が植樹したのが始まりです。中には約100年の古株もあるようで、現在では120種1350株の牡丹園となり、毎年多くの観光客が訪れています。また、見頃を迎える5月第2土曜日曜の2日間はぼたん祭雅楽演奏会も開催されています。
境内には樹齢400年の松・杉・銀杏の三巨木が立ち、春の桜・牡丹、夏の青葉、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の景観が美しく、松本市の特別名勝に指定されています。
玄向寺(げんこうじ)は、松本市にある浄土宗の寺院で、永禄4年(1561年)に開創された念佛寺が始まりと伝えられています。松本市の特別史跡に指定される松本城主の水野家廟所など貴重な文化財が残ります。
牡丹の見頃
5月上旬~中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2023年5月1日 →見頃
玄向寺
石仏
春の気持ちの良い日差しが降り注ぐ中、ぼたん寺として知られる玄向寺を訪問です。
石仏の脇で咲く牡丹は風情がありますね。この辺りはまだまだ蕾が多いようです。
牡丹園
牡丹園から眺める山門がいい雰囲気です。
赤色の牡丹は鮮やかで力強いですね。
鮮やかに咲き誇る玄向寺の牡丹
今年は例年より一週間ほど早く見頃を迎えたとのことです。紫色の牡丹は見頃を少し過ぎていて、黄色は咲きはじめです。
ピンク色の牡丹がかわいらしい。
120種1350株の牡丹が見事に咲き誇ります。中には約100年の古株もあるとのこと。
旧本堂と牡丹園が美しいですね。玄向寺の境内は松本市の特別名勝に指定されています。
松本市の特別名勝・玄向寺の境内
本堂から眺める牡丹園、樹齢400年を超える巨木も含めていい眺めです。休日10時頃の訪問でしたが、10~15人ほどの方々が見頃を迎えた牡丹を楽しんでいました。
牡丹園の中にある紫色の藤も風に揺られて美しいですよ。
玄向寺の詳細はこちら↓
周辺観光スポット
姫路城/彦根城/犬山城/松江城とともに国宝に指定され、黒漆塗りが美しい松本城↓
※車で約15分
駐車場
玄向寺には第一駐車場~第三駐車場と新駐車場があります。第一駐車場~第三駐車場は仁王門横を通る参道沿いに合計40台強、新駐車場は県道284号沿い(仁王門横)に37台の駐車が可能です。おすすめは新駐車場ですが、どの駐車場も遠くない場所ですので停めやすいところで良いかと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県松本市大村
アクセス 車 安曇野I.C.より25分
松本I.C.より30分
塩尻北I.C.より35分
駐車場 あり
料金 なし(協力金あり)