蓼科大滝とは
蓼科大滝(たてしなおおたき)とは、茅野市北山の滝の湯川から流れ落ちる高さ25m・幅10mの滝です。その昔、武田信玄が滝に打たれて戦略を練ったとの伝説も残されています。新緑や紅葉など四季折々の姿を楽しむことができるのも魅力です。
また、滝まで続く遊歩道沿いには苔むした原生林が広がっており、その美しさは別世界、ジブリ映画の世界に迷い込んだといってもいいかもしれません。テレビドラマのロケ地としても使用されたこともあります。
蓼科大滝
原生林
新緑の木々が美しく、原生林に囲まれる蓼科大滝を訪問です。
プール平駐車場からトイレ横の小道を抜けると案内板が出ていますので、それに従って歩いていきます。新緑の遊歩道はとても気持ちがいいですよ。
駐車場から約5分、滝の湯川に到着です。新緑に囲まれて川の流れが涼しげですね。
さらに遊歩道を歩いていくと、周辺には苔むした原生林が広がります。まるでジブリ映画の世界ですよね。他にも立ち枯れの木や岩に生える木などなど大自然が広がっています。
ジブリ映画のような原生林の世界
大滝
滝の湯川から原生林を通って約5分、東屋が現れます。
新緑の中を流れ落ちる蓼科大滝が見事ですね。高さ25m・幅10mとのことですが、感覚的には高さ25mはないような・・・ただ自然の音だけが聞こえる雰囲気の良い滝です。
新緑に囲まれる蓼科大滝
エメラルドグリーンの滝つぼが美しいですね。
比較的水量が多く、岩場を豪快に流れ落ちています。
休日の12時半頃でしたが、滝の周辺には夫婦で来られていた方々のみでした。とても静かで人も少なかったので、滝や原生林をゆっくりと堪能することができました。
- 歩きやすい運動靴
(山道、坂道などあり)
周辺観光スポット
新緑の木々に囲まれる滝や渓流が美しい横谷渓谷↓
※車で約15分
八ヶ岳山麓を代表する遺跡で縄文文化の宝庫といわれる尖石石器時代遺跡↓
※車で約20分
日本を代表する画家である東山魁夷の名画”緑響く”のモチーフとなった御射鹿池↓
※車で約25分
駐車場
プール平駐車場
県道192号沿い(ビーナスライン沿い)に無料駐車場があります。蓼科郵便局の近くで、舗装されていない場所ですが、50台以上は駐車できそうなスペースがあります。休日の12時半頃でしたが、まだ半分以上は空いている状態でしたので特に心配はないと思います。
大滝見学者用駐車場
滝の湯川沿い(ホテル滝の湯から200~300m上流)には大滝見学者用駐車場があります。駐車場といっても路肩の駐車スペースで、10台程度の場所です。蓼科大滝までの高低差が少ないので、最短距離で訪問したい方はこちらがおすすめです。
補足情報・アクセス
住所 長野県茅野市北山
アクセス 車 諏訪I.C.より30分
諏訪南I.C.より35分
駐車場 あり
料金 なし