天龍峡梶山夫婦桜とは
南北約2kmにわたる美しい峡谷が魅力で、昭和9年(1934年)に国の名勝に指定されている天龍峡。奇岩断崖、峡谷を彩る木々の四季折々の姿、天竜川の流れと川下り舟が水墨画のような峡谷美をつくりだしています。
春には天龍峡梶山夫婦桜(てんりゅうきょうかじやまめおとざくら)が見事に咲き誇ります。天龍峡梶山夫婦桜は樹齢300年の2本のしだれ桜の総称で、第一公園(別名梶山)の中央に位置し、天龍峡の桜のシンボル的な存在です。古くから夫婦桜の愛称で親しまれて、タイミングが良ければ峡谷を紅紫色に染めるミツバツツジとの共演も楽しむことができます。
桜の見頃
3月下旬~4月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2023年4月1日 →満開~散りはじめ
天龍峡梶山夫婦桜
お花見
平年を上回る暖かい昼過ぎ、天龍峡梶山夫婦桜を訪問です。
仲良く隣り合う2本のしだれ桜は樹齢300年で、天龍峡の桜のシンボル的な存在とのこと。
青空を背景にして見事に咲き誇ります。紅紫色のミツバツツジとの共演も美しいですね。
天龍峡梶山夫婦桜とミツバツツジの共演
可憐で美しい花びらです。
ミツバツツジも鮮やかに染まっていて、ちょうどよい時期に訪問することができました。
姑射橋の横に咲くしだれ桜も美しいですよ。
枝の先にびっしりと花びらが詰まっています。
個人で来られた方、団体で来られたツアー客など多くの方々が桜を楽しんでいました。
ライトアップ
見頃を迎える頃にはライトアップがあります。天龍峡梶山夫婦桜が幻想的な風景ですね。
※2023年3月27日撮影
ライトアップされた天龍峡梶山夫婦桜
こちらは姑射橋から上流側を眺めた風景です。夜20時頃でしたので人はまばらで、ゆっくりと夜桜を堪能できました。
天龍峡の四季
春の桜・ミツバツツジ、初夏の眩しい新緑、秋の鮮やかな紅葉、冬の水墨画のような雪景色など四季折々の峡谷美が魅力です。
駐車場
天龍峡中央駐車場
三遠南信自動車道の天竜峡I.C.より、ロータリーを天竜峡駅方面に進むと天龍峡中央駐車場があります。休日午後でしたが、駐車場は半分程度の埋まり具合でした。
こちら以外にも、天龍峡北駐車場、太田下広場駐車場、天龍峡PAなど駐車できる場所がありますので参考までに。
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市川路
アクセス 車 飯田I.C.より15分
飯田山本I.C.より10分
※三遠南信自動車道を利用
徒歩 JR天竜峡駅より3分
駐車場 あり
料金 なし