高森南小学校の桜とは
高森南小学校の桜(たかもりみなみしょうがっこうのさくら)とは、高森南小学校の校庭に植えられた桜のことで、日本一の学校桜としても有名です。「日本一の学校桜」は、昭和60年(1985年)に日本さくらの会の設立20周年に「さくら功労者」として表彰されたことから名付けられたようです。
こちらの桜は、各地区にあった学校の統合校舎建設工事に着手した昭和6年(1931年)、完成した昭和8年(1933年)に植樹された記録が残っています。現在は約52本となっており、大きな桜は幹周5m・樹高20mにもなります。
高森町の登録文化財にも指定されている高森南小学校の桜は、地元住民の方々による保護によって樹齢90年となり、高森町を代表する桜の名所となっています。
桜の見頃
4月上旬~中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2022年4月9日 →満開
桜満開
石段
雲一つない青空の下、高森南小学校の桜を訪問です。
石段の両側、土手まで伸びる枝が桜の力強さを感じさせますね。
校庭
日本一の学校桜と呼ばれるだけあって、校庭を囲むように咲き誇る桜が見事ですよ。
日本一の学校桜・高森南小学校の桜
ちょうど満開ですが、暖かい日が続いているので間もなく散ってしまいそうです・・・
校庭を歩いていくと、1本の桜が横たわっています・・・
平成23年(2011年)の台風で倒れてしまったとのことですが、樹木の専門医などに相談しながらこの桜を守ってきたようです。この生き延びた桜は「奇跡の桜」と名付けられ、現在もきれいな花を咲かせています。
倒れながらも花を咲かせる奇跡の桜
白色の花びら無数に咲く姿が美しいです。
一般的にソメイヨシノの寿命は60年程度といわれていますが、こちらの桜は何と樹齢90年にもなります。地元住民の方々が大切にしている証拠ですね。
桜の下に入ると、まるで桜のトンネルが続いているようです。
お子様連れの家族が遊具で遊んでいる様子が微笑ましいですね。休日でしたので、家族、友人、恋人、カメラマンなど多くの方が桜を楽しんでいましたよ。
ライトアップ
ライトアップのイベント(キャンドルナイト)が年1回あります。最近はコロナ禍で人が集まるのを避けるため、実施日を公表せずに行われているようです。
周辺観光スポット
源頼朝が寄進したと伝えられる瑠璃寺の枝垂桜↓
高森町有形文化財の山門前で咲き誇る松源寺門前桜↓
駐車場
高森南小学校の北側(道の反対側)に砂利の駐車スペースがあります。広い場所ですので問題なく駐車できるかと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡高森町下市田
アクセス 車 座光寺スマートI.C.より10分
松川I.C.より15分
徒歩 JR下市田駅より20分
駐車場 あり
料金 なし