聖光寺とは
聖光寺(しょうこうじ)とは、茅野市北山にある寺院で、交通事故の撲滅を祈願するために、昭和45年(1970年)にトヨタ自動車の神谷正太郎を中心として創建されました。本尊として中国・インドの交易路、天山南北路駅制のオアシス都市に祀られていた「救苦観世音菩薩」が奉祀されています。
また、聖光寺は約300本のソメイヨシノが植えられる桜の名所のひとつです。標高1230mの高原に位置することから「本州で最も遅いソメイヨシノ」が見られる場所としても知られており、桜の開花状況に合わせて「桜まつり」や「ライトアップ」も開催されます。
桜の見頃
4月下旬~5月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2024年4月28日 →散りはじめ
聖光寺
山門~参道
ゴールデンウィーク中で最も暑い予報となっている快晴の一日、聖光寺を訪問です。
※開門時間:9時~17時
放生池には大自在天・阿修羅・迦留羅が構えます。花筏も風情を感じさせますよね。
桜の方に向かう修行僧です。
参道沿いの桜が見事ですね。聖光寺には約300本のソメイヨシノが植えられているとのことです。また、標高1230mの高原に位置することから「本州で最も遅いソメイヨシノ」が見られる場所としても知られています。
聖光寺を彩る300本の桜
本堂
桜満開の参道の先には手水舎と燈籠があります。手水舎は珍しい形をしていました。
本堂に到着、平穏な日々と健康を祈ります。また、こちらは交通安全を祈願するお寺でもありますので、車での事故がないように改めてお祈りです。
濃紅色のシダレザクラと本堂の共演もいい雰囲気です。
濃紅色のシダレザクラと本堂の共演
境内
境内の桜は想像以上の本数でした・・・満開は若干過ぎて散りはじめです。
休日ということもあり多くの観光客で賑わっていました。世の中は新緑の季節に入っていますが、ゴールデンウィークに桜が楽しめる場所があるのは幸せですね。
桜に囲まれる廻逈功徳観音、交通事故で亡くなった方々を供養しているそうです。
青空の下、風で舞い散る桜もまた美しく感動的ですね。
舞い散る桜の花びら
ライトアップ
桜が見頃を迎える頃にはライトアップも実施されています。
周辺観光スポット
ジブリ映画のような原生林と苔の世界が広がる蓼科大滝↓
※車で約5分
新緑の木々に囲まれる滝や渓流が美しい横谷渓谷↓
※車で約15分
日本を代表する画家である東山魁夷の名画”緑響く”のモチーフとなった御射鹿池↓
※車で約20分
駐車場
聖光寺境内の右手前(県道192号沿い)に70台が停められる駐車場があります。休日朝9時前に到着したところ、駐車場は封鎖されている状態でした。開門時間は9時からのようですので、ご注意いただければと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県茅野市北山蓼科
アクセス 車 諏訪I.C.より25分
諏訪南I.C.より30分
駐車場 あり
料金 なし