中曽根のエドヒガン(権現桜)とは
中曽根のエドヒガン(なかぞねのえどひがん)とは、箕輪町中曽根にある樹齢1000年といわれる県内有数の一本桜です。根元には権現様が祀られており、権現桜とも呼ばれます。1.5mの高さから東西に二枝に分かれており、西側の枝が2~3日早く開花、その後で東側が開花します。表皮の肌や花の色も違うことから、二本の桜が癒着したといわれています。
長野県の天然記念物に指定される見事な桜は、樹勢がよく整い、やや小さめの美しい花をいっぱいに咲かせます。毎年多くの観光客やカメラマンが訪れています。
桜の見頃
4月中旬~下旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2023年4月8日 →満開
中曽根のエドヒガン(権現桜)
お花見
前日の雨も上がって晴れ間が覗く朝方、中曽根のエドヒガン(権現桜)を訪問です。
例年よりも圧倒的に早く満開ですよ。
住宅街の中にどっしりと構える見事な一本桜ですね。樹高15m、幹周8.2m、長野県の天然記念物に指定されています。
長野県天然記念物・中曽根のエドヒガン
東西に二枝に分かれており、西側の枝が2~3日早く開花、その後で東側が開花します。表皮の肌や花の色も違うことから、二本の桜が癒着したといわれています。
晴れ予報でしたが、あっという間に雲が広がり・・・背景は真っ白になってしまいました。
ゴツゴツした幹が樹齢1000年といわれる長い歴史を感じさせますね。木の幹の空洞は、明治35年(1902年)の落雷による火災の焼け跡とのことです。
朝8時半頃の訪問でしたが、既に3~4人の方が桜を楽しんでいました。手前にひっそりと咲いたスイセンとの共演もいいですね。
樹齢1000年の桜とスイセンの共演
ライトアップ
桜が見頃を迎える頃にはライトアップもされているようです。
周辺観光スポット
信州の花・植物群落百選に指定される信州伊那梅苑↓
※車で約5分
水面に映し出される桜や残雪の中央アルプスとの美しいコントラストが魅力の六道の堤↓
※車で約25分
天下第一の桜・日本三大桜の名所ともいわれる高遠城址公園↓
※車で約35分
駐車場
中曽根のエドヒガンの近くに5台が停められる駐車場があります。箕輪町道8号を走っていくと駐車場の看板(消防詰所の少し手前辺り)が出てきます。休日の朝早めでしたが既に3台が停まっていましたので、時間帯によっては駐車できない場合もあるかもしれません。
補足情報・アクセス
住所 長野県上伊那郡箕輪町中曽根
アクセス 車 伊那I.C.より15分
伊北I.C.より15分
徒歩 JR木ノ下駅より60分
駐車場 あり
料金 なし