六道の堤とは
六道の堤(ろくどうのつつみ)は、高遠藩主の内藤頼寧により開発された広さ16,000m2の農業用のため池です。内藤氏は困窮する藩財政を打開するため家臣に新田開発を命じ、嘉永2年(1849年)に領民が動員されて着工、嘉永4年(1851年)に堤が完成しました。
堤の周囲に植えられたタカトオコヒガンザクラやソメイヨシノなど約120本が咲き誇る春の風景が見事で、桜の名所としても知られています。また、水面に映し出される桜や残雪の中央アルプスとの美しいコントラストを楽しめるのも魅力です。
桜の見頃
4月上旬~中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2023年4月1日 →満開
六道の堤
お花見
雲一つない青空が広がる暖かい日に六道の堤を訪問です。
![六道の堤(桜)_中央アルプス](https://bura-tabi.com/wp-content/uploads/2023/04/rokudonotsutsumi-sakura_chuo-alps1-800x534.jpg)
残雪の中央アルプスを背景に咲き誇る桜
堤の周囲にはタカトオコヒガンザクラやソメイヨシノなど約120本が植えられており、水面に映し出される桜がとても美しいです。少し風があったので水面が揺れてしまいましたが・・・風がなければ見事なリフレクションが見られますよ。
堤の周囲は約220m、満開の桜に囲まれた遊歩道をのんびり散歩するのもいいですね。
残雪の中央アルプスを背景に咲き誇る桜が見事です。
青空の下、ピンク色の桜がかわいらしいですね。
天気の良い休日ということもあり、多くの観光客やカメラマンで賑わっていました。また、「天下第一の桜」と称される高遠城址公園に行く途中にある桜の名所のため、年々訪れる方々が増えてきているようです。
![六道の堤(桜)](https://bura-tabi.com/wp-content/uploads/2023/04/rokudonotsutsumi-sakura1-800x534.jpg)
水面に映し出される桜(リフレクション)
ライトアップ
残念ながらライトアップはされていないようです。
周辺観光スポット
天下第一の桜・日本三大桜の名所ともいわれる高遠城址公園↓
※車で約10分
![高遠城址公園_桜](https://bura-tabi.com/wp-content/uploads/2021/04/takatojoshikoen-sakura_ic-320x180.jpg?v=1619440108)
桜の名所として知られる園内には282本が咲き誇る伊那公園↓
※車で約10分
![伊那公園(桜)_鳥居](https://bura-tabi.com/wp-content/uploads/2023/04/inakoen-sakura_torii_ic-320x180.jpg?v=1680699657)
残雪の中央アルプスや南アルプスが眺められる段丘上に約200本が咲く春日公園↓
※車で約15分
![春日公園(桜)_本丸橋](https://bura-tabi.com/wp-content/uploads/2023/04/kasugakoen-sakura_ic-1-320x180.jpg?v=1680611947)
駐車場
六道の堤の北東側に4~5台が駐車できるスペースがあります。また、路上駐車は禁止されており、臨時駐車場として「笠原ふれあい交流センター」が使用できます。桜が見頃を迎える時期は混雑しますので、ある程度の覚悟が必要かと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県伊那市美篶
アクセス 車 伊那I.C.より20分
小黒川スマートI.C.より20分
駐車場 あり
料金 なし