旧新井家住宅とは
宮田宿本陣旧新井家住宅(きゅうあらいけじゅうたく)とは、江戸時代の宿場町(宮田宿)のほぼ中央にあった建物を、当時の姿に移築・復元したもので、正面に母屋、左側に門、南側に座敷棟、裏側に土蔵があります。石置きの板葺屋根が雰囲気を感じさせる母屋は18世紀後半、座敷棟は19世紀初めに建てられたものと推定され、伊那街道では唯一、江戸時代の姿のままに残された本陣であり県宝に指定されています。
また、周辺には総合公園ふれあい広場や宮田球場、宮田村文化会館などがあり、地元住民の憩いの場となっています。
旧新井家住宅
母屋
晴れた気持ちのよい日、旧新井家住宅を訪問です。
※入館料:無料
旧新井家住宅は県宝に指定される貴重な文化財で、伊那街道では唯一、江戸時代の姿のままに残された本陣とのことです。
宮田宿本陣旧新井家住宅(県宝)
まずは母屋、住宅内の見学は自由です。案内用のボタンを押すと自動音声で説明を聞きながら見学することもできますよ。
こちらはだいどころ、古き良き時代の雰囲気が感じられます。
旧新井家住宅のだいどころ
続いてなかのへや、昔の袴が飾られていますね。
渡り廊下を経て座敷棟に入ると、まずは御玄関間、その奥には御次の間があります。
さらに奥にあるのが御上の間です。
伊那谷一の荒れ川であった大田切川を歩いて渡った先にある宮田宿、参勤交代で江戸へ向かう飯田藩主が宿泊・休憩する宿としても重要な存在であったようです。
土蔵
母屋の外に出てぐるっと回ると裏側に土蔵があります。西日を浴びて少し日陰に。。休日でしたが住宅内には誰もおらず、ゆっくりと時代を感じることができました。
周辺観光スポット
鮮やかなもみじのトンネルの先で永遠の幸せを願う永遠の鐘↓
※車で約3分
県内唯一の名勝庭園があり、霊犬早太郎伝説や光苔の寺としても知られる光前寺↓
※車で約10分
江戸時代中頃の建築と推定され、東日本の民家としては最大級の旧竹村家住宅↓
※車で約10分
駐車場
文化会館・ふれあい広場
旧新井家住宅の正面にある宮田村文化会館に約25台の駐車場があります。また、総合公園ふれあい広場には約70台の駐車場がありますので、特に心配はいらないかと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県上伊那郡宮田村
アクセス 車 駒ヶ根I.C.より5分
徒歩 JR宮田駅より50分
JR大田切駅より50分
駐車場 あり
料金 なし