神社

室町時代の神社が二棟揃う「諏訪社」

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諏訪社とは

諏訪社(すわしゃ)は、泰阜村にある神社で、創建年代は不明ですが武田氏の武士団・前沢若狭守が武運長久と子孫繁栄を祈願するために創建したと伝えられています。諏訪社本殿は一間社とし、若宮八幡宮本殿は二間社で左を八幡社・右を若櫻社の二室に仕切っています。ともに流造・板葺の小社で、覆屋の左右に並んでいます。

若宮八幡宮本殿には元亀4年(1573年)の棟札が残り、本殿も形式手法が酷似していることから同時期の建築とされています。保存状態も良好で、室町時代に遡る同時期建立の神社が二棟揃って残ることに価値があり、国の重要文化財に指定されています。

 

諏訪社

鳥居

新年早々に泰阜村金野にある諏訪社を訪問です。

諏訪社_石段

石段を上りきった左手に手水舎らしきものが・・・枯れた杉が入って水が凍っています。。

諏訪社_手水舎

鳥居をくぐって境内に入ります。

諏訪社_鳥居

境内

正面右側には石碑が並んでいます。

諏訪社_石碑

朝日を浴びた境内はとても静かで雰囲気がいいですね。境内には誰もいませんでした。

諏訪社_境内

石碑の後側には境内社があります。

諏訪社_境内社

拝殿に到着、平穏な日々と健康を祈ります。

拝殿後方にある覆屋の中には国の重要文化財に指定される諏訪社諏訪社本殿若宮八幡宮本殿の二棟)が立ちます。全体的には小さな神社ですが、室町時代の神社が二棟並んで残る貴重な場所でもあり、地域住民の方々をはじめとして大切にされてきたのだと思います。

諏訪社_拝殿・本殿

国の重要文化財に指定される諏訪社

 

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駐車場

県道1号から少し入った場所にある諏訪社の石段前(T字路)に砂利のちょっとした駐車スペースがあります。4~5台程度の場所ですが、それほど混雑することはなさそうです。

 

補足情報・アクセス

住所   長野県下伊那郡泰阜村金野

アクセス 車 飯田山本I.C.より20分
       飯田I.C.より30分
       園原I.C.より35分

駐車場  あり

料金   なし

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