光城山とは
光城山(ひかるじょうやま)とは、安曇野市にある標高912mの里山で、山頂からは北アルプスや安曇野が一望できるのが魅力です。かつては海野氏の一族である光氏が城を構えていた山で、狼煙を使って連絡し合う役目があったとされ、山頂には火の守り神を祀る古峯神社(こみねじんじゃ)があります。
また、登山道沿いには約1500本の桜が植えられています。4月中旬に麓から山頂に向かって進むピンク色の道は「登り龍」にも例えられ、安曇野の春の風物詩になっています。桜満開の時期は特に人気がありますが、それ以外の時期も手軽に登山を楽しむことができる山として地元住民に親しまれています。
光城山
登山ルート
光城山には以下4種類の登山ルートがあります。今回は”さくらコース”を紹介します。
- 神明宮コース
- 田沢城跡コース
- さくらコース
- 北回りコース
本記事で記載している時間は、筆者が登った場合のものです。写真を撮りながらではありますが、比較的速めに歩く方かと思いますので参考程度にしていただければと。
登山口
日射しが強くなってきた昼近くに光城山を訪問です。
登山道沿いに咲くツツジも美しいですね。
中間点
登山道は整備されていて、道に迷う心配はありません。
登山口から約15分、中間点に到着です。木々の間から見える眺望も見事ですね。
さくら並木
新緑の木々に囲まれる登山道を進みます。
中間点から約10分、さくら並木に到着です。桜満開の春に改めて訪問したいですね。
桜の回廊(春に期待)
山頂
さくら並木から約5分、山頂に到着です。赤・紫・白色のツツジが鮮やかに咲きます。また、この辺りは光城跡として安曇野市の史跡に指定されていますよ。
こちらは火の守り神を祀る古峯神社です。
山頂からの眺望は見事で、日本百名山に名を連ねる常念岳(2,857m)など、北アルプスや安曇野が一望できるのが魅力です。風景を眺めながら一休み。
残雪の北アルプスと安曇野の眺望
アカマツコース
下山時はアカマツコースを通りましたが、こちらの眺望もなかなか良いですよ。晴れた週末ということもあり、非常に多くの方々が登山を楽しんでいました。愛されている山ですね。
- 歩きやすい運動靴
(登山靴や雨具などの装備も検討) - 平地の服装より厚着もしくは重ね着できる服を持参
- 軽食、飲料水を持参(脱水症状に注意)
周辺観光スポット
手軽に登山を楽しめる山として地元住民に親しまれる長峰山↓
※車で5分強
※徒歩で約**分(山頂→山頂)
北アルプスからの豊かな湧水に恵まれた大王わさび農場↓
※車で約10分
四季折々の風景や花が楽しめるアルプスあづみの公園↓
※車で約25分
江戸時代初期に造られた庭園で奥深さを感じさせる山口家庭園↓
※車で約25分
駐車場
光城山登山口に駐車場が整備されており40台の駐車が可能です。また、駐車場までの道沿いにも約35台が停められますが、休日10時半頃の時点でほぼ満車でした。登山をする際は早めの訪問をおすすめします。
補足情報・アクセス
住所 長野県安曇野市豊科田沢
アクセス 車 安曇野I.C.より10分
徒歩 JR田沢駅より40分
駐車場 あり
料金 なし