山/高原

中央アルプスと伊那谷を望む「高烏谷山」

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高烏谷山とは

高烏谷山(たかずやさん)とは、伊那市と駒ヶ根市の境にある標高1,331mの山です。登山道も整備されており、山の中腹斜面(標高950m)に位置する高烏谷神社から片道1時間半の登山が楽しめます。また、山頂からの眺望も見事で、西側に広がる伊那谷中央アルプスを(天気が良ければ北アルプスも)一望することができます。

高烏谷神社は、文永12年(1829年)に造営された神社で、本殿は駒ヶ根市の有形文化財に指定されています。また、境内全域が針葉樹の老大木で埋め尽くされており、社叢長野県の天然記念物に指定されています。

 

高烏谷山

高烏谷神社

雨上がりの一時的な晴れ間を狙って高烏谷山を訪問です。

本記事で記載している時間は、筆者が登った場合のものです。写真を撮りながらではありますが、比較的速めに歩く方かと思いますので参考程度にしていただければと。

鳥居をくぐって歩いていくと、参道の両脇に並ぶアカマツが見事です。中には樹齢300年を超えるものもあるようです。

高烏谷山_高烏谷神社_鳥居

長野県の天然記念物に指定されている高烏谷神社社叢、美しい風景に心が癒されますよね。

高烏谷山_高烏谷神社_参道

長野県天然記念物の高烏谷神社社叢

駐車場から約5分、駒ヶ根市の有形文化財に指定されている高烏谷神社本殿に到着です。

高烏谷山_高烏谷神社_本殿

駒ヶ根市有形文化財の高烏谷神社本殿

高烏谷神社の詳細はこちら↓

高烏谷神社
参道に並ぶアカマツが見事「高烏谷神社」文永12年(1829年)に造営、駒ヶ根市にある高烏谷山の中腹斜面(標高950m)に位置する高烏谷神社。参道に並ぶ40本余のアカマツの美しさは特に魅力的で、高烏谷神社社叢は長野県の天然記念物に指定されている。...

登山道

本殿と蔵の間からが登山道となります。

高烏谷山_登山道

登山道は木の根や石がゴロゴロ、前日の雨の影響もあって滑りやすいです。また、想像していたよりも斜面の角度もキツイ。。

高烏谷山_登山道

高烏谷神社から約20分、登山道沿いに石碑があります。何の石碑かは分からず・・・

高烏谷山_登山道_石碑

途中で”水場50m”という看板がありますが、植物が生い茂っており断念しました。

さらに登っていくと分かれ道があります。看板もなくどちらが正解か分からないので、とりあえず急斜面の左側を選びました。下山時に分かったのですが、左側は急斜面で近道、右側は少し距離が長くなりますが東屋経由で山頂に繋がっていますよ。

高烏谷山_登山道

山頂

高烏谷神社から約35分、山頂に到着です。

駐車場から山頂までの距離は約2kmで大したことはないのですが、足場が悪い急斜面(高低差440m)で足がパンパン・・・

高烏谷山_山頂_景観

山頂からの眺望は見事で、気持ちがいいですね。

雲が多いため一部隠れていますが、眼下には伊那谷中央アルプスが一望できますよ。

高烏谷山_山頂_景観

高烏谷山山頂から望む伊那谷と中央アルプス

山頂に並ぶ石碑もこの雄大な景色を眺めているかのようです。

ここまでの間、登山道沿いで3名、山頂で1名の方にお会いしました。登山する方はそれほど多くなさそうです。

高烏谷山_山頂_石碑

高烏谷神社奥社

山頂にある高烏谷神社奥社、平穏な日々と健康を祈ります。

高烏谷山_高烏谷神社_奥社

奥社の後側には登山道が続いています。約5分歩くと高烏谷山の三角点に到着、上に置かれた栗がかわいらしいですね。

高烏谷山_山頂_三角点
  • 歩きやすい運動靴
    (登山靴や雨具などの装備も検討)
  • 平地の服装より厚着もしくは重ね着できる服を持参
  • 軽食、飲料水を持参(脱水症状に注意)

 

駐車場

高烏谷神社の三の鳥居左側に駐車スペースがあり、10台程度は駐車できそうです。休日の8時半頃、駐車している車は3台のみでした。前回、5月下旬に高烏谷神社を訪問した際は満車でしたので、季節・天候により混雑状況は変化しそうです。

  • 慎重な運転、対向車注意
    (二の鳥居~三の鳥居は道幅が狭い)

 

補足情報・アクセス

住所   長野県伊那市、駒ヶ根市

アクセス 車 駒ヶ根I.C.より25分
       駒ヶ岳スマートI.C.より35分

駐車場  あり

料金   なし

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