徳運寺の藤とは
徳運寺の藤とは、徳運寺を美しく染める藤(フジ)のことです。40年ほど前に檀家から譲り受けた株を育てて現在では約30株とのこと、紫・ピンク・白色の花房が垂れ下がる風景が見事で、春風に揺られて甘い香りを漂わせます。また、地元では藤の名所としても知られており、毎年多くの方々が訪れます。
徳運寺(とくうんじ)は、松本市にある曹洞宗の寺院で、元弘元年(1331年)に創建された徳雲寺が始まりと伝えられています。嘉永4年(1851年)の火災で焼失しましたが、その後再建され、現在は厄払いの寺院としても広く知られています。
藤の見頃
5月中旬~下旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2023年5月13日 →見頃
徳運寺
藤棚
低気圧が接近中で雲が広がる週末、藤の名所としても知られる徳運寺を訪問です。
石碑の周辺で藤が見頃を迎えています。今年は暖かい日が続いた影響もあり、例年よりも早いようです。こちらにはベンチが何箇所かありますので、ゆっくり楽しめそうです。
下から見上げると藤の花が降り注いでくるようです。
一面に降り注ぐ徳運寺の藤
奥の方はちょっとした庭園みたいになっています。風情を感じさせるいい雰囲気ですね。
風情を感じさせる藤棚と庭園
ほとんどの時間帯が曇りでしたが、ときどき薄い光が差し込む瞬間もありました。太陽が当たると藤の花が輝きますよね。
紫色は最盛期を迎えており、白色は見頃(まだ蕾も多いのでしばらく楽しめそう)、ピンク色は見頃若干過ぎかと思います。紫色は30cm~50cmほどの花房でした。
紫・ピンク・白の三色の藤が鮮やかですね。甘い香りが漂う周辺にはクマバチが・・・
花びら
藤棚の中には珍しい八重咲きの花もありますよ。八重黒龍という品種みたいです。
休日の10時頃でしたが、老若男女問わず多くの方々が見頃を迎えた藤を楽しんでいました。ただ混雑しているというほどでもなかったので、のんびりと過ごすことができました。
紫色が美しい藤の花びら
徳運寺の詳細はこちら↓
周辺観光スポット
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※車で約15分
360度の眺望と高山植物の宝庫で、日本一美しい高原ともいわれる美ヶ原高原↓
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駐車場
徳運寺には第一駐車場と第二駐車場があります。藤棚の手前(境内左手前)にある第一駐車場には16台(軽自動車用含む)、第二駐車場にも数台は駐車可能です。休日10時頃の訪問でしたが、第一駐車場は7割程度の埋まり具合でした。
- 慎重な運転、対向車注意
(徳運寺付近は道幅が狭い)
補足情報・アクセス
住所 長野県松本市入山辺
アクセス 車 松本I.C.より30分
塩尻北I.C.より35分
駐車場 あり
料金 なし