元善光寺とは
元善光寺(もとぜんこうじ)は、約1400年前の第33代推古天皇10年(602年)に本多善光により開かれました。それから41年が過ぎ、第35代皇極天皇2年(643年)に本尊は芋井の里(現在の長野市)に遷され、そこが善光寺となりました。この際に、同じ一光三尊仏を造って祀ったため、こちらの寺は元善光寺と呼ばれるようになったと伝えられます。
春には元善光寺の周辺が桜で彩られます。「弥陀の四十八願」のひとつとされる芭蕉塚の桜、岐阜県の淡墨公園にある樹齢1500年のエドヒガンの子どもでもある淡墨桜、他にも平和殿のしだれ桜や玉喜のしだれ桜など様々な桜が境内を染めます。
桜の見頃
3月下旬~4月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2024年4月7日 →満開
元善光寺
お花見
気持ちよく晴れた週末、元善光寺を訪問です。
本堂前のエドヒガンの古木が満開ですね。平穏な日々と健康を祈ります。
桜の根元にはかわいらしい石仏が。。
裏門横に立つ樹齢350年の芭蕉塚の桜、飯田城主の脇坂氏が二人の兄の菩提を弔うために寛文年間に植えた城下四十八ヶ所の桜「弥陀の四十八願」のひとつとされています。
樹齢350年の芭蕉塚の桜
平和殿周辺の桜も見事ですね。桜満開の週末ですので、多くの方々が訪れていました。
平和殿周辺を彩る桜
平和殿のしだれ桜、青空から降り注いでくるようです。
こちらは玉喜のしだれ桜・・・でしょうか?いずれにしても、とても美しいですね。
ライトアップ
桜のシーズンも特にライトアップはしていないようです。
元善光寺の詳細はこちら↓
周辺観光スポット
県宝の旧座光寺麻績学校校舎前で咲き誇る麻績の里舞台桜↓
※徒歩で約5分
石段の両脇に植えられた樹齢120~150年のヤマザクラなど約40本が美しい飯沼石段桜↓
※車で約5分
駐車場
石段の右手前と石段左手の坂道を登った先に駐車場があります。また、少し戻ることになりますが、線路手前の交差点付近(三叉路)にも駐車場があります。
すぐ隣にある麻績の里が人気の桜スポットということもあり、休日15時頃の訪問時は駐車場が満車でした。ちょうど祭りの時間帯と重なったのも不運でしたが・・・
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市座光寺
アクセス 車 座光寺スマートI.C.より10分
飯田I.C.より20分
松川I.C.より20分
徒歩 JR元善光寺駅より10分
駐車場 あり
料金 なし