光前寺とは
光前寺(こうぜんじ)は、不動明王を本尊として貞観2年(860年)に本聖上人により開基されました。長野県内屈指の大寺で、県内唯一の名勝庭園、霊犬早太郎伝説や光苔の寺として有名で、南信州随一の祈願霊場として信仰されています。
※境内全域約6.7haが光前寺庭園として国の名勝に指定
※霊犬早太郎伝説についてはHP参照
紅葉の名所としても知られており、境内にある60本以上のもみじが参道沿いや三重塔周辺を鮮やかな赤や黄色に染めます。また、雪化粧した中央アルプス、紅葉した山々、青空の三段紅葉も魅力のひとつです。紅葉シーズンにはライトアップも実施されます。
紅葉の見頃
10月下旬~11月中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2022年11月5日 →見頃
光前寺
三門
ポカポカ陽気となった昼過ぎ、光前寺を訪問です。
杉並木参道の奥には駒ヶ根市の有形文化財に指定される三門、周辺には紅葉も見られます。参道沿いの光苔は4月中旬~10月下旬が見頃ですので、この時期は難しいかも。
三重塔
境内左側にある県宝の三重塔、黄色に染まるもみじとの共演がとても美しいですね。南信州唯一の三重塔で、高さは約17mです。
紅葉に染まる県宝・三重塔
本堂・鐘楼
本堂に向かう参道沿いの紅葉も鮮やかです。本堂では平穏な日々と健康を祈ります。
紅葉を背景にした鐘楼、とても気持ちがいい風景ですね。
鐘楼の近くにあるもみじは逆光で真っ赤に燃えるようですよ。
客殿/築山泉水庭園
様々な歴史を持つ宝物が保管されている客殿、苔の緑色と紅葉の赤色が見事です。
※拝観料:大人 500円(中学生以下無料)
※客殿内は撮影禁止
紅葉と苔に囲まれる客殿
客殿裏手の築山泉水庭園は風情を感じさせる風景が魅力です。
ライトアップ
紅葉シーズンにはライトアップも実施されますよ。参道沿いにはランタンが並びます。
参道の途中にある苔の古道、周辺に紅葉はないのですが道全体の苔が照らされています。
※苔の古道は立入禁止
ライトアップされた三門もいい雰囲気ですね。
三重塔も幻想的で美しい、この辺りは昼も夜も観光客やカメラマンに人気の撮影スポットです。混雑するほどではないですが、多くの方々が楽しんでいました。
ライトアップされた紅葉の三重塔
桜の季節もおすすめ↓
光前寺の詳細はこちら↓
周辺観光スポット
紅葉に染まる山々と中央アルプスが見事な大沼湖・駒ヶ池↓
※車で約3分
江戸時代中頃の建築と推定され、東日本の民家としては最大級の旧竹村家住宅↓
※車で約3分
鮮やかなもみじのトンネルの先で永遠の幸せを願う永遠の鐘↓
※車で約10分
駐車場
光前寺には第一駐車場~第三駐車場があります。光前寺通り沿いの右側に第三駐車場、仁王門前の左側に第二駐車場、仁王門を通過して右側に第一駐車場です。
休日の13時頃、第一・第二駐車場は8割ほど埋まっていましたが、第三駐車場はガラガラでした。第一駐車場か第二駐車場が近くて便利ですが、どの駐車場でも距離は大きく変わりませんので、停めやすいところで良いかと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県駒ケ根市赤穂
アクセス 車 駒ヶ根I.C.より5分
駐車場 あり
料金 なし