不動滝とは
不動滝(ふどうたき)とは、高森町にある大島川上流の標高1,100mで豪快に流れ落ちる高さ50m・幅10mの滝です。また、滝の上部は巨大な一枚岩で、千畳敷と呼ばれています。春~夏は緑に囲まれた涼しげな風景、秋には木々が鮮やかに色付く紅葉、冬には氷瀑など四季折々の姿を楽しめます。長野の自然100選にも選定される周辺の景観は見事です。
天永3年(1112年)、瑠璃寺を創建した観誉僧都がこの大滝に感激し、不動明王の石像を祀って不動滝と名付けたのが始まりです。また、瑠璃寺秘蔵の「雨乞いの青獅子」は、この滝壺から上ったと伝えられています。
不動滝
休憩所
日射しが強い夏日、不動滝を訪問です。
案内板によると駐車場から滝までは緩やかな坂道を上って徒歩5分程度のようです。
途中には休憩所があります。室内は特に何もないのですが、ベンチで一休みできますよ。
不動滝
休憩所から少し歩くと、目の前に現れる不動滝が見事です。
こちらの写真は遊歩道(橋)を通って、大島川対岸の少し上の方から撮影したものです。長野の自然100選にも選定される周辺の景観は見事ですね。
遊歩道(橋)上からの眺め、高さ50mから豪快に流れ落ちる滝からはマイナスイオンが溢れています。心地いいですよ。
巨大な一枚岩から豪快に流れ落ちる不動滝
滝の近く(10mくらい)に行くと、水しぶきが凄いですよ。真夏でも涼しい!でもカメラのレンズには水滴が・・・
青空と木々の緑と水しぶきの白
滝壺のすぐ近くまで行けるのも魅力です。大自然の迫力を生で感じることができますよ。
休日でしたが観光に来ている方は3組(若夫婦・お子さま連れ・お年寄り)のみ、ゆっくりと滝を堪能することができました。
周辺観光スポット
源頼朝の祈願所であり多くの文化財が残る瑠璃寺↓
駐車場
不動滝には第一駐車場と第二駐車場があります。山道沿いの最初にある第二駐車場は通り過ぎて、突き当たるまで上っていくと第一駐車場(トイレ周辺)に到着します。30台程度は駐車できますので、満車になることはないかと思います。
- 慎重な運転、対向車・歩行者注意
(山道、道幅狭い、落石)
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡高森町牛牧
アクセス 車 座光寺スマートI.C.より20分
松川I.C.より30分
飯田I.C.より35分
駐車場 あり
料金 なし