高烏谷神社とは
高烏谷神社(たかずやじんじゃ)とは、文永12年(1829年)に造営された神社で、駒ヶ根市にある高烏谷山の中腹斜面(標高950m)に位置します。本殿は駒ヶ根市の有形文化財に指定されています。
境内の面積は11,539m2で、社叢全域が針葉樹の老大木で埋め尽くされています。樹齢300年を超えるものなどアカマツが全体の約3割を占め、他にはヒノキ・サワラ・スギ・モミなどの古木が立ち、その中でも参道に並ぶ40本余のアカマツの美しさは特に魅力的です。社叢は長野県の天然記念物に指定されています。
また、トレッキングコースとしても知られており、神社から片道1時間半で標高1,331mの高烏谷山山頂からの眺望が楽しめます。
高烏谷神社
鳥居
雨上がりの晴天の日、高烏谷神社を訪問です。
田畑の中に堂々と構える二の鳥居が美しいですね。一の鳥居を見逃してしまいましたが、県道18号沿いにあるようです。
さらに車で山道を進んで行くと三の鳥居があり、その左側には駐車スペースがあります。
参道
三の鳥居から先は徒歩、参道両脇に並ぶ見事なアカマツを眺めながら上っていきます。
アカマツの中には樹齢300年を超えるものもあるようで、周辺の美しい風景に心が癒されますよね。こちら高烏谷神社社叢は長野県の天然記念物に指定されています。
長野県天然記念物の高烏谷神社社叢
参道を200mほど上っていくと神社が見えてきます。新緑の木々がとてもきれいです。
神楽殿
手水舎、絶え間なく水が流れていますね。
境内左側にあるのは神楽殿です。
本殿
太陽の光を浴びて新緑に染まる石段を上っていきます。
駒ヶ根市の有形文化財に指定されている本殿に到着です。平穏な日々と健康を祈ります。
駒ケ根市有形文化財の本殿
奥社
本殿右側から高烏谷山山頂へのトレッキングコースが続いています。約1時間半で標高1,331mの山頂からの眺望が楽しめるほか、高烏谷神社奥社もあるようです。
登山記事はこちら↓
駐車場
高烏谷神社の三の鳥居左側に駐車スペースがあります。10台程度は駐車できる広さですが、訪問時はほぼ満車の状態でした。神社周辺には誰もいませんでしたので、トレッキング目的の方が多いのかと思います。
- 慎重な運転、対向車注意
(二の鳥居~三の鳥居は道幅が狭い)
補足情報・アクセス
住所 長野県駒ケ根市東伊那
アクセス 車 駒ヶ根I.C.より25分
駒ヶ岳スマートI.C.より35分
駐車場 あり
料金 なし