県内一のネズの巨木「川路のネズミサシ」

川路のネズミサシとは

川路のネズミサシとは、飯田市川路にあるネズ（ヒノキ科の常緑樹）の巨木で、その大きさは長野県第1位（全国第2位）です。ネズの木をネズミサシと呼ぶのは、その硬い針のような葉をネズミの通り道に置くと、ネズミが痛がって通らなくなることから「鼠刺し」といわれるようになったようです。

ネズの木は、岩手県から西側の本州、四国、九州に分布し、日当たりのよいやせ地で見られます。雄と雌が株ごとに分かれている雌雄異株で、こちらの木は雌株となります。

樹齢1000年、幹周3.5m、樹高20m、長野県の天然記念物に指定されています。根元には祠があり、地元では秋葉神社や津島様などの御神木としても崇められています。
※空洞化が進んでいて倒木の恐れがあり、安全確保のため伐採予定（2023年7月現在）

 

川路のネズミサシ

天竜峡駅から徒歩3分、天竜峡駐在所の向かい側に見える巨木が川路のネズミサシです。

根元には、鳥居や祠、石碑などがありますよ。

根元から見上げると、垂れた小枝が降り注いできそうです。

先端方向にだけ葉があり、下の方は幹だけです。先端の楕円のような形がきれいですね。

樹齢1000年、ゴツゴツして捻じれた幹が長い長い年月の経過を感じさせますよね。

 

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駐車場

周辺が私有地のため、残念ながら駐車場がありません。少し距離は離れますが、天龍峡方面に駐車場があります。近い順に天龍峡中央駐車場、太田下広場駐車場、天龍峡北駐車場となります。徒歩10分弱ですので、どこでも問題ないかと思います。

 

補足情報・アクセス