黄梅院の紅しだれ桜とは
黄梅院の紅しだれ桜(おうばいいんのべにしだれざくら)、曹洞宗青松山黄梅院の境内にある桜です。黄梅院は、往古島田村(現在の飯田市松尾)に創建され、大正10年(1582年)に現在地に移されました。この桜は、その頃に植えられたものとされています。紅梅を思わせるような色合いが青空に映える風景は、飯田市内でも屈指の美しさです。
飯田市内に現存する樹齢350年前後の桜は、「弥陀の四十八願」の桜といわれており、こちらもその1本とされています。「弥陀の四十八願」の桜とは、飯田城主の脇坂氏が、二人の兄の菩提を弔うために寛文年間に植えた城下四十八ヶ所の桜です。飯田市内に一本桜が多いことの由来ともされています。
樹齢400年、幹周5.5m、樹高18mで、飯田市の天然記念物に指定されています。
桜の見頃
3月下旬~4月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2019年4月6日 →満開
2021年3月27日 →満開
桜の開花情報はこちら↓
https://www.city.iida.lg.jp/site/sakurasaku/
桜満開
お花見
橋北臨時駐車場から徒歩数分、黄梅院に到着です。朝8時過ぎの訪問で、2~3人くらい、ゆっくり過ごすことができました。
樹齢400年とされる黄梅院の紅しだれ桜、立派な佇まいです。個人的には普通の桜よりも濃い色の方が好みです。とても美しい!
黄梅院の紅しだれ桜(境内外より)
下から見上げると、桜の濃いピンク色が青空に映えますね。
朝日を浴びた桜がキラキラと輝いています。
ライトアップ
桜のシーズンはライトアップされています。
ライトアップされても、濃いピンク色(薄い紫色っぽい)は相変わらず美しい!
山門にかかる無数の花びらがきれいですね。
山門にかかる無数の花びら
境内から見た桜、幹の太さや幾重にも広がる様に圧倒されます。
周辺観光スポット
仏様の頭上を天蓋で飾るように咲く専照寺のシダレザクラ↓
※徒歩で10分弱
駐車場
橋北臨時駐車場
飯田I.C.方面から、県道15号を進み、大門の交差点を右折します。しばらく進んで、伝馬町一二丁目の交差点を左折、少し進むと右手のコンビニの隣に橋北臨時駐車場があります。桜満開のシーズンは混雑しますのでご注意ください。
飯田市営中央駐車場
橋北臨時駐車場が満車の場合は、飯田市営中央駐車場を利用するのもOKです。伝馬町一二丁目の交差点を道なりに直進し、少し進むと右手にあります。ここから徒歩10分程度で行けますので、周辺の桜も見ながら歩けばあっという間です。
※60分以内無料、以後30分ごとに100円
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市江戸町
アクセス 車 飯田I.C.より15分
徒歩 JR桜町駅/伊那上郷駅より10分
駐車場 あり(有料/無料)
料金 なし