車山高原とは
車山高原(くるまやまこうげん)とは、日本百名山に選定される霧ヶ峰の主峰周辺に広がる高原です。標高1,925mの車山山頂からの眺望は日本有数の絶景スポットで、日本アルプスや八ヶ岳連峰、富士山などの360度大パノラマが広がり、眼下には白樺湖なども見渡せます。山麓から約3kmのハイキング(トレッキング)を楽しめる他、展望リフトを利用して約15分で山頂まで行ける手軽さも魅力です。
また、高山植物の宝庫としても知られており、レンゲツツジ(6月)、ニッコウキスゲ(7月)、マツムシソウ(8月)など約600種類の花々が咲き誇ります。
車山高原
ハイキング(トレッキング)
全国的に真夏の酷暑となっている週明け、車山高原を訪問です。
登山口がどこにあるか少し迷いましたが、車山スカイプラザの左側にありました。ちなみに展望リフトを利用して山頂に向かう方法もありますので、体力に合わせて選択を。
※展望リフト券(山頂往復):大人2,250円、小学生1,530円、幼児810円
登山道沿いからの眺望は気持ちがいいですね。まさに高原!
鮮やかな緑色が美しい車山高原
登山口から約20分、高原の向こう側にそびえ立つ八ヶ岳連峰の眺望が見事ですね。
車山山頂を目指して歩いていきます。徐々に急坂に・・・
登山口から約40分、最後の階段に到達です。登りにくいですが、眺望はいいですよ。
展望の丘
登山口から約45分、展望の丘に到着です。
眼下には白樺湖、蓼科山などの眺望が美しくて印象的ですね。天気も良く最高です。
展望の丘から望む白樺湖・蓼科山
こちらは幸せの鐘です。神戸の結婚式場に取付予定となっていた鐘ですが、平成7年(1995年)阪神淡路大震災の影響で取付できず倉庫に眠ることに・・・その後「いつまでも鳴らし続けたい」という想いが込められて車山高原に設置されたようです。
山頂
登山口から約50分、標高1,925mの車山山頂に到着です。
まずは車山神社でお参りします。
昭和初期に山の安全を祈願する神社として建立されたとのことです。車山山頂という神秘的な高地にあることから「天空の社」としても親しまれています。
天空の社として親しまれる車山神社
車山展望テラス(SKY TERRACE)からの360度大パノラマは絶景です。少し雲がかかっていますが、遠くには富士山も見えますよ。条件が整えば雲海も見られるようです。
スカイテラスからの360度大パノラマ
鮮やかな緑色の高原と南アルプスや中央アルプスの共演が美しい、最高の眺めですね。
山頂には車山気象レーダー観測所があります。気象庁が平成11年(1999年)に設置したもので、日々の天気予報をはじめとして、集中豪雨などによる災害を未然に防ぐための防災気象情報の発表にも利用されているとのことです。
そよ風になびくススキ?は雰囲気があっていいですね。
週明け(月曜日)の訪問でしたが、多くの方々が車山高原の絶景を楽しんでいました。
高山植物
車山高原は高山植物の宝庫としても知られており約600種類の花々が咲き誇ります。こちらはホタルブクロでしょうか。
この鮮やかな橙色の花はコオニユリです。ハイキングしならが花が楽しめるのも魅力です。
- 歩きやすい運動靴
(登山靴や雨具などの装備も検討) - 平地の服装より厚着もしくは重ね着できる服を持参
- 軽食、飲料水を持参(脱水症状に注意)
周辺観光スポット
高原がニッコウキスゲの黄色の絨毯のように染まる夏の風景が美しい霧ヶ峰高原↓
※車で5~10分
駐車場
車山スカイプラザ前に駐車場が整備されています。比較的大きな駐車場ですが、平日(月曜日)の朝10時過ぎには9割ほどが埋まっていました。休日に訪問する際は混雑が予想されますので、ご注意いただければと思います。
※車山肩駐車場(諏訪市側)からのハイキングも可
補足情報・アクセス
住所 長野県茅野市北山/諏訪市四賀霧ヶ峰
アクセス 車 諏訪I.C.より40分
諏訪南I.C.より40分
岡谷I.C.より45分
駐車場 あり
料金 展望リフト:大人 2,250円(往復)
:小学生 1,530円(往復)