天龍峡とは
南北約2kmにわたる美しい峡谷が魅力で、昭和9年(1934年)に国の名勝に指定されている天龍峡。奇岩断崖、峡谷を彩る木々の四季折々の姿、天竜川の流れと川下り舟が水墨画のような峡谷美をつくりだしています。
南信州(飯田下伊那地域)は積雪が少ないため、雪化粧した峡谷は特に貴重です。
天龍峡
龍角峯
気温-3℃と極寒の中、天龍峡中央駐車場から第二・第三公園方面の遊歩道を歩きます。
天龍峡を代表する奇岩である龍角峯(りゅうかくほう)、見事な巨岩に圧倒されますよね。天竜川に棲む龍が天に昇った際に残したと伝えられています。
雪化粧した巨岩・龍角峯
雪が降り積もった遊歩道を歩いて、つつじ橋を目指します。
つつじ橋
峡谷にかけられたつつじ橋(吊り橋)、足跡ひとつないまっさらな雪の上を渡ります。
動物の足跡!?橋手前で引き返した様子、怖かったのかな(笑)
つつじ橋から眺める雪が降り積もった峡谷は、まさに「水墨画のような峡谷美」ですよね。
水墨画のような美しい峡谷
展望台
龍角峯の上にある展望台からの眺望です。
遊歩道~つつじ橋への道のりが美しい曲線を描いていますね。
峡谷に掛かるつつじ橋(吊り橋)
上流側(姑射橋方面)の景色も見事ですよ。だいぶ日が差してきたので、、せっかくの雪も徐々に解けていきそうです。
雪化粧した天龍峡
遊歩道
積雪や凍結により途中の遊歩道(特に下り坂や階段)は危ないです・・・転倒には注意。
1周回って姑射橋(こやきょう)に到着です。ゆっくり歩くと1時間(普通に歩くと30分)、ちょっとした運動ですね。
- 歩きやすい運動靴
(階段、坂道などあり) - 遊歩道の積雪・凍結による転倒注意
- 防寒対策
天龍峡大橋
そらさんぽ天龍峡
遊歩道もあるのですが、車で天龍峡PA(三遠南信自動車道)に移動して天龍峡大橋へ。
車道下の歩道「そらさんぽ天龍峡」から眺める景色は開放的で気持ちがいいですね。
※通行可能時間:6:30-18:00(3月~10月)
7:30-16:30(11月~2月)
ちょうど千代駅→天竜峡駅への電車が通過、雪の中でも頑張って走っていきます。
天龍峡の四季
春の桜・ミツバツツジ、初夏の眩しい新緑、秋の鮮やかな紅葉、冬の水墨画のような雪景色など四季折々の峡谷美が魅力です。
駐車場
天龍峡中央駐車場
三遠南信自動車道の天竜峡I.C.より、ロータリーを天竜峡駅方面に進むと天龍峡中央駐車場があります。雪の日の朝だったため、駐車場はガラガラでした。
こちら以外にも、天龍峡北駐車場、太田下広場駐車場、天龍峡PAなど駐車できる場所がありますので参考までに。
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市川路
アクセス 車 飯田I.C.より15分
飯田山本I.C.より10分
※三遠南信自動車道を利用
徒歩 JR天竜峡駅より3分
駐車場 あり
料金 なし