千畳敷カールとは
中央アルプス宝剣岳(標高2,931m)直下に広がる絶景スポットです。今から約2万年前、氷河のゆったりとした流れにより浸食されて形成されたカール(半円形の窪地)で、畳を1,000枚敷いたほどの広さがあることから千畳敷カールと呼ばれています。
紅葉の見頃
千畳敷周辺 9月下旬~10月上旬(例年)
ロープウェイ 10月上旬~10月下旬(例年)
路線バス区間 10月下旬~11月中旬(例年)
※天候により若干ずれ込む可能性あり
※実績:2020年10月2日 →見頃(千畳敷周辺)
千畳敷カール
菅の台バスセンター
朝8時に菅の台バスセンターに到着、係員の指示に従い奥の駐車場へ行きます。平日とはいえ、シーズンのためバス停には長蛇の列ができており、約1時間待ちに・・・
※ここから先はマイカー規制のため注意
バスにゆられて30分、ロープウェイへ乗り継ぎする”しらび平駅”に到着です。
- 時間にゆとりを持って行動
(ある程度の待ち時間は覚悟する)
しらび平駅
バスを下車する際に整理券を受け取ります。ボードに記載されているロープウェイ出発予定時刻と整理券の番号を照らし合わせてみたところ、約40分待ち・・・
※事前にホームページで混雑予想情報の確認を
(混雑時は3時間待ちもあるようです)
徒歩10分程度のところに日暮の滝があるらしく、ぶらっと散歩してきました。真上を通るロープウェイと滝のコラボレーション。ただ、紅葉はまだちょっと早いですね。
待ち時間が30分以上あればチャンスありですが、のんびり過ごしたい場合は50分くらい見ておいた方が良いです。あまり焦らなくても帰りに立ち寄ることもできますので、時間次第で検討すれば良いかと思います。
ロープウェイ
中央アルプス宝剣岳(標高2,931m)直下の千畳敷カールまで架けられた山岳ロープウェイ。千畳敷駅は日本で最も標高が高い2,612mに位置しています。また、しらび平駅~千畳敷駅間の高低差950mも日本最高。まさに450秒の空中散歩ですね。
しらび平駅では緑色だった木々が、千畳敷駅に近づくにつれて徐々に色づいていく様子が見られますので、何とか窓際を確保したいところです。ただ、ロープウェイ区間の紅葉はもう1~2週間後(10月中旬)が見頃かなと。
紅葉が見頃の時期であれば、間違いなく絶景です!
ロープウェイ区間の紅葉
錦秋の千畳敷カール
ロープウェイを降りて最初の景色がいきなり絶景です!
宝剣岳の看板と一緒に写真を撮る方が後を絶えないので、少し待つこともあると思いますが、頑張りましょう。
錦秋の千畳敷カール
絶好の天気の中、千畳敷の遊歩道を一周(約40分)しました。
紅葉と緑のハイマツ、そして白い岩石のコントラストが見事なもので!遊歩道があるとはいえ、石がごろごろしているので、歩きやすい靴がおすすめです。
- 歩きやすい運動靴
- 平地の服装より厚着もしくは重ね着できる服を持参
- 登山をする場合は、登山靴や雨具などの装備必要
(遊歩道を歩く程度であれば不要) - 時間にゆとりを持って行動
(ある程度の待ち時間は覚悟する)
南アルプス連峰
ホテル千畳敷の裏手に回ると雄大な南アルプスが望めます。
→日本一の富士山(3,776m)
→二番の北岳 (3,193m)
→三番の間ノ岳 (3,190m)
ちょっと霞んでいますが、天気が良かったので富士山の頭(写真中央)も見えてます。運が良ければ雲海が見られることも!?
南アルプス連峰と富士山
夏の千畳敷カールは高山植物の宝庫↓
補足情報・アクセス
住所 長野県駒ケ根市赤穂
アクセス 駒ケ根I.C. ~ 菅の台バスセンター
(車 / 3分)
菅の台バスセンター ~ しらび平駅
(路線バス / 30分)
しらび平駅 ~ 千畳敷駅
(ロープウェイ / 7.5分)
駐車場 あり(菅の台バスセンター:350台)
料金 駐車場 800円
路線バス 1,660円
ロープウェイ 2,540円