旧小笠原家書院の紅彼岸桜とは
旧小笠原家書院の紅彼岸桜(きゅうおがさわらけしょいんのべにひがんざくら)とは、飯田市伊豆木にある樹齢300年の一本桜です。樹高12m、幹周2.9mの大きさで、苔むした幹と紅色の桜が風情を感じさせます。
旧小笠原家書院は、江戸時代初期の旗本である小笠原長巨の屋敷の中で唯一現存するものです。寛永元年(1624年)頃につくられたと推定されるこちらの書院は、住宅としては全国で2番目に国の重要文化財に指定されています。
また、隣接する小笠原資料館は、平成22年(2010年)に建築界のノーベル賞ともいわれるプリッカー賞を受賞した建築家ユニットSANAAの設計です。
桜の見頃
4月上旬~中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2024年4月7日 →満開
旧小笠原家書院の紅彼岸桜
懸造り
今年も桜シーズン到来、旧小笠原家書院の紅彼岸桜を訪問です。
南側3分の1が崖上に突き出ている懸造りが特徴で、満開の桜との共演も見事ですね。
書院の横で見事に咲き誇る樹齢300年の桜は、樹高12m・幹周2.9mの大きさです。
樹齢300年の旧小笠原家書院の紅彼岸桜
青空に紅色の桜が映えますよね。
書院
こちらでは書院(国の重要文化財)の中に入ることができるのも魅力のひとつです。
※受付は資料館の下辺り
※観覧料:一般300円、小中学生150円(資料館とセット)
※休館日:毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始
旧小笠原家書院と桜の共演
書院内部から眺める桜は風情を感じさせますね。ゆったりとした時間を過ごせそうです。
書院内部から眺める紅彼岸桜
桜はちょうど満開で、風が吹くと少しずつ舞い散っていきます。見頃はもう数日かと。。
旧小笠原家書院の下を通る道沿いからの撮影、全体が見渡せるおすすめポイントです。
ライトアップ
桜が見頃を迎える頃にはライトアップも実施されています。
暗闇に浮かび上がる姿は昼間とは違う良さがありますよね。
ライトアップされた旧小笠原家書院の紅彼岸桜
旧小笠原家書院の詳細はこちら↓
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周辺観光スポット
古くから夫婦桜の愛称で親しまれ、天龍峡の桜のシンボル的な存在の天龍峡梶山夫婦桜↓
※車で約10分
段丘の斜面から長く枝を伸ばした姿が非常に印象的な毛賀くよとのシダレザクラ↓
※車で約20分
駐車場
旧小笠原家書院・小笠原資料館駐車場
興徳寺とJAみなみ信州三穂事業所の間、県道491号沿いに砂利の駐車場があります。10台程度は停められるスペースです。旧小笠原家書院までは徒歩3分で行けます。
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市伊豆木
アクセス 車 飯田山本I.C.より15分
飯田I.C.より20分
徒歩 JR川路駅より50分
駐車場 あり
料金 拝観料:一般300円、小中学生150円