巨木

国内一!天然記念物「小黒川のミズナラ」

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小黒川のミズナラとは

小黒川(こぐろがわ)のミズナラは、地元では「小黒川のおおまき」と呼ばれているミズナラの巨木です。大地に力強く根を張った姿は見事で、国内最大です。平成24年(2012年)に北側の大枝が折れてしまいましたが、支柱設置などにより、養生を行っています。当初は樹齢300年余と考えられていましたが、近年の調査で樹齢500年以上と推定されました。幹周9.4m、樹高33m、国の天然記念物に指定されています。

ミズナラは別名オオナラとも呼ばれます。こちらの地域では標高1000m程度まではコナラ、それ以上高いところになるとミズナラが自生しています。

2024年7月、小黒川のミズナラが根元近くから折れて倒れたとのことです。長年に渡り清内路のシンボルとして多くの方々に親しまれ、地元住民から悲しみの声が上がっています。
※本記事/写真は2021年8月訪問時のもの

 

小黒川のミズナラ

ミズナラの巨木

国の天然記念物小黒川のミズナラです。

枝張りの美しさは日本随一ともいわれているようで、その姿は見事ですよね。
(過去に枝が何本か折れており、当時と比較すると若干小ぶりになりつつあります)

小黒川のミズナラ

枝の勢いが凄いです。近づいて撮影すると全体が入らないほどの大きさ・・・

小黒川のミズナラ

天然記念物・小黒川のミズナラ

よく見ると幹の部分が肌色になっていました。ちょっと理由は分かりませんが。

小黒川のミズナラ_幹

折れた大枝

北側の幹は黒っぽくなっていました。

平成24年(2012年)に台風の影響で折れてしまった大枝の部分かと思います。自然災害とはいえとても残念です。

小黒川のミズナラ_折れた箇所

折れた大枝の付け根部分が東屋に展示されています。

長さ約15mの太い枝2本が折れたようで、間近に見るとその付け根の巨大さに驚きますよ。樹齢500年以上の歴史を感じます。

小黒川のミズナラ_大枝の円盤標本

折れた大枝の付け根部分

 

駐車場

国道256号沿いの”小黒川のミズナラ”の看板がある曲がり角を右折して道なりにしばらく進むと(約3.8km)、小黒川のミズナラが現れます。そのすぐ手前にあるスペース(東屋の隣)が駐車場となります。

  • 慎重な運転、対向車注意
    (山道、道幅狭い、落石)

 

補足情報・アクセス

住所   長野県下伊那郡阿智村清内路

アクセス 車 飯田山本I.C.より30分
       園原I.C.より30分

駐車場  あり

料金   なし

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