愛宕神社の清秀桜とは
愛宕神社の清秀桜(あたごじんじゃのせいしゅうざくら)とは、ばら科に属するエドヒガンザクラで、3月中旬から下旬、葉の出る前に他の桜より早く咲きます。建保年間、飯坂城(愛宕城)跡地に地蔵寺が建てられ、仁治元年(1240年)に清秀法印が植えたと伝えられ、清秀桜と命名されて現在に至っています。
エドヒガンザクラとしては花の色が濃いことが特徴の一つで、飯田市内最古の桜といわれています。また、愛宕稲荷神社御神木として親しまれています。
樹齢750年以上、幹周6.5m、樹高10mで、飯田市の天然記念物に指定されています。
桜の見頃
3月下旬~4月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2021年3月27日 →満開
桜の開花情報はこちら↓
https://www.city.iida.lg.jp/site/sakurasaku/
桜満開
清秀桜
飯田市内最古、愛宕神社の清秀桜です。
現在は、木の中心から木質部が腐食してしまい、内皮がわずかに残って生命を保っているとのことです。それでも濃いピンク色がきれいですね。
市内最古の樹齢750年以上、愛宕神社の清秀桜
千代蔵桜
千代蔵桜(ちよぞうざくら)は、飯田藩家老安富氏より献納され、知久町黒田屋千代蔵氏によって境内の東方、飯田城(長姫城)を望める場所に植樹されたと伝えられています。
樹齢200年、幹周4.3m、樹高16m、間近で見ると結構な迫力があります。
堂々と咲き誇る千代蔵桜
境内
鳥居の横に咲いている桜も満開でした。
10時頃の訪問で、8~9人くらい、それほど混雑することはありませんでした。
こちらは一般的な桜でしょうか。ほぼ白色ですね。きれいです。
ライトアップ
桜のシーズンはライトアップされています。
愛宕神社の清秀桜、千代蔵桜、境内の桜の3本が競演です。
愛宕神社の清秀桜・千代蔵桜・境内の桜の競演
千代蔵桜は下の方に枝がないのですが、上の方はきれいなピンク色に染まっています。
境内の雰囲気もいいですね。
18時半頃の訪問でしたが、他に人もいなかったので、のんびり過ごすことができました。
紅葉シーズンには鮮やかな赤色に染まる↓
愛宕稲荷神社の詳細はこちら↓
駐車場
境内
飯田I.C.方面から国道256号を進み、国合同庁舎前の交差点を右折します。そのまま道なりに進んで鳥居をくぐると境内に数台の駐車が可能です。境内での運転になりますので、歩行者などに注意して駐車ください。
扇町駐車場
上記以外ですと、飯田動物園の隣に扇町駐車場(有料)があります。国道256号を歩いて向かう方が近いですが、扇町公園(四季の広場)経由で徒歩10分くらいで到着できます。
※60分以内無料、以後30分ごとに100円
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市愛宕町
アクセス 車 飯田I.C.より10分
徒歩 JR飯田駅より15分
駐車場 なし(境内に数台駐車可)
料金 なし