花桃の里とは
月川温泉郷 花桃の里は、約5000本の花桃が咲き誇る日本一の桃源郷といわれ、花桃の赤・白・ピンク色のグラデーションは見事です。また、阿智村~南木曽町を結ぶ国道256号は「はなもも街道」といわれています。約40kmに渡って5000本もの花桃が植えられており、美しいドライブコースとしても知られています。
木曽発電(株)の社長であった福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が、ドイツのミュンヘンで庭に咲く3色の花桃に感動し、3本の苗を購入して発電所構内に植えたのが花桃の里のはじまりとされています。月川温泉郷、昼神温泉郷、はなもも街道の3ヵ所が有名です。
花桃が見頃を迎える頃には「花桃まつり」が開催されます。
※2021年は中止
花桃の見頃
4月下旬~5月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2021年4月24日 →満開
花桃の開花情報はこちら↓
http://hirugamionsen.jp/activity/hanamomo
月川温泉郷
お花見
第三駐車場から徒歩10分、月川温泉郷 花桃の里に到着です。
本谷川にかかる橋の上には鯉のぼりが泳ぎ、その先には満開の花桃が待っています。遊歩道は一周約1km、軽い散歩です。
赤・白・ピンクの花桃が美しいですね。平成14年(2002年)に「花桃の里作り委員会」が発足、この3年後に3500本となり、平成28年(2016年)には約5000本となりました。
花桃は観賞を目的とした桃で、食用の実桃とは異なります。こちら阿智村では、1本の枝から赤・白・ピンク3色に咲き分けるの三色花桃が多く植えられているようです。
遊歩道沿いの花桃は満開のピークを少し過ぎたくらいですが、まだまだ見頃ですね。
朝日を浴びた花桃が輝いています。
遊歩道沿いにはベンチも設置されていますので、のんびり過ごすこともできますよ。
ベンチを囲む赤・白・ピンク色の花桃
鯉のぼりがある橋の手前、県道477号(富士見台公園線)を上っていくと、徒歩10分程度のところに、道路沿いから花桃の里全体を見渡すことができる絶景スポットがあります。
HPなどに掲載されている写真はこちらで撮影されたものかと、とても美しいです!
月川温泉郷 花桃の里(全景)
ライトアップ
花桃が見頃を迎える頃には、ライトアップがあります。
第五駐車場付近のみですが、とてもきれいですよ。
月川温泉郷付近の花桃は、ライトアップされませんのでご注意ください。その代わりに、日本一の星空といわれる阿智村の夜空は、時が止まったような素晴らしさです。
駐車場
飯田山本I.C.から国道を走って、昼神温泉を越えた辺りで左手の県道89号に入ります。しばらく進み、園原I.C.を通過した先の交差点を右折します。園原I.C.からは、県道477号へ左折、次の交差点を右折します。今回はヘブンスそのはらを通過した先にある第三駐車場を利用しました。朝8時過ぎ、まだガラガラでした。
駐車場は、第一駐車場~第五駐車場まであります。花桃の里に最も近い第一・第二駐車場は人気があり、9時半頃にはほぼ満車でした。第五駐車場も比較的多い様子でしたが、第三・第四駐車場はまだまだ余裕がありました。
日中は混雑が予想されます、朝早めの時間帯がおすすめです。
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡阿智村
アクセス 車 飯田山本I.C.より25分
園原I.C.より5分
※東京方面からは園原で降車不可
駐車場 あり(有料)
料金 500円~1,000円(駐車料金)