信濃恋しとは
信濃恋し(しなのこいし)とは、天龍村の入口にある天竜川がつくり出した名所です。特に紅葉シーズンには周辺に美しい景色が広がります。
昭和26年(1951年)に平岡ダムが完成するまでは、天竜川の急流が岸壁とぶつかり、川の流れを一時的に上流側へ押し戻すように流れていました。そして、この場所に船が差し掛かると「信濃の国が恋しい」と惜しむように上流へ向きを変えるため、信濃恋しと呼ばれるようになったようです。
また、こちらには恋人が結ばれるという信濃小石伝説もあります。恋人同士であれば恋が実り、夫婦であれば生涯仲良く暮らすことができ、片想いであれば想いが叶うといわれ、縁結びの名所としても知られています。
紅葉の見頃
10月下旬~11月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2021年11月6日 →見頃
信濃恋し
県道1号と県道430号の合流地点から徒歩数分、小さな看板と遊歩道があります。
遊歩道といっても柵が壊れていたりと・・・少し荒れていますので歩行注意です。
遊歩道を下りて竹林を抜けると、信濃恋しが目の前に現れます。
恋人が結ばれるという信濃小石伝説、こちらに小石を投げ込めばその恋が実るそうです。
県道1号沿いからの眺望です。紅葉に包まれる縁結びの名所(信濃恋し)が美しいですね。
紅葉に染まる信濃恋し
為栗駅
信濃恋しから県道430号を道なりに突き当りまで進み、橋手前のスペースに停車します。
2021年度版秘境駅ランキングで全国第13位の為栗駅、駅へ続く唯一の道が天竜橋です。
天竜橋の上から眺める景色が見事ですよね。
天竜橋から眺める紅葉の天竜川
北側には為栗駅、こちらも色付く木々が美しいですよ。
周辺観光スポット
赤や黄色に染まる木々と天竜川が美しい羽衣崎↓
※車で5~10分
樹齢600年のイチョウが鮮やかな黄色に染まる十九庵の大銀杏↓
※車で約25分
駐車場
残念ながら周辺に駐車場はありません。県道1号沿い、県道430号との合流地点付近に若干のスペースがありますので、短時間の停車であれば特に問題はないかと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡天龍村
アクセス 車 飯田山本I.C.より40分
飯田I.C.より45分
徒歩 JR為栗駅より10分
駐車場 なし
料金 なし