遠照寺の牡丹とは
遠照寺の牡丹とは、ぼたん寺としても知られる遠照寺に咲く牡丹のことで、昭和58年(1983年)に先代住職の供養のために3本の苗を植えたのが始まりです。この苗を植えた先代住職婦人は「ぼたんからの寺おこし・寺おこしからの村おこし」のスローガンを掲げ、地域住民の共に年々株数を増やしてきました。現在では180種2000株の牡丹が咲き誇り、その風景は県内随一です。
また、見頃を迎える頃にはぼたん祭りも開催され、県内外から多くの観光客が訪れます。
遠照寺(おんしょうじ)は、伊那市にある日蓮宗の寺院で、弘仁11年(820年)に薬師堂が建立されたのが始まりと伝えられています。遠照寺釈迦堂や多宝塔が国の重要文化財に指定されるなど多くの文化財が残ります。
牡丹の見頃
5月中旬~6月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2022年5月22日 →見頃
遠照寺
牡丹の参道
雨が上がって晴れ間がのぞく日曜日の朝、ぼたん寺として知られる遠照寺を訪問です。
ぼたん寺として有名な遠照寺
参道沿いに咲き誇る赤・ピンク・黄・白色など色とりどりの牡丹がきれいですね。3本の牡丹の苗を植えたのが始まりですが、今では180種2000株にもなるとのことです。
和傘に吊り下げられる折り鶴と牡丹の共演、折り鶴は1200羽にもなるとのことです。
大門から続く牡丹の参道、境内が鮮やかに染まります。
紅白の色が混じった珍しい品種もありますよ。
牡丹の先に見える鐘楼、この雰囲気もいいですね。
釈迦堂
国の重要文化財に指定されている遠照寺釈迦堂、周辺には鮮やかな牡丹が咲き誇ります。
牡丹に囲まれた国重要文化財の釈迦堂
徐々に青空も見えてきて、気持ちがいい日になりました。
大きい花は15cm以上に、大輪の牡丹は迫力満点で見事ですよ。
大輪の鮮やかな牡丹
遠照寺の詳細はこちら↓
駐車場
遠照寺には3箇所の駐車場があり、合計200台が駐車可能です。第一駐車場(大門横)、第二駐車場(三義生活改善センター)、第三駐車場(三義グラウンド)となります。おすすめは第一駐車場ですが、他も遠くない場所ですので停めやすい駐車場で良いかと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県伊那市高遠町山室
アクセス 車 伊那I.C.より35分
諏訪I.C.より50分
駐車場 あり
料金 拝観料500円