温泉寺とは
温泉寺(おんせんじ)とは、諏訪市にある臨済宗の寺院で、寛永17年(1640年)に建立されました。高島藩諏訪家の菩提寺でもあり、敷地内には二代・諏訪忠恒から八代・諏訪忠恕までの墓が並びます。歴代藩主の墓が一箇所に継続して造営されるのは全国的にも珍しく、高島藩主諏訪家墓所として国の史跡に指定されています。
また、紅葉の名所としても知られており、赤色や黄色に美しく染まる池水式回遊庭園は風情を感じさせます。紅葉が見頃を迎える期間には、諏訪紅葉三山めぐりやライトアップも開催され多くの観光客が訪れます。
紅葉の見頃
10月下旬~11月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2023年11月3日 →見頃
温泉寺
山門~本堂
季節外れのポカポカ陽気となった日中、長円寺・仏法紹隆寺に続いて温泉寺を訪問です。
手水舎周辺の紅葉がきれいですね。
本堂に到着、平穏な日々と健康を祈ります。
境内
順路に沿って本堂右側を進んで行くと、もみじが真っ赤に染まる美しい空間が現れます。
本堂後側が美しく彩られてますね。
美しく染まる本堂
紅葉と多宝塔の共演、青空とのコントラストも美しい。
青空と紅葉を背景にした多宝塔
客殿の方も鮮やかな赤色や橙色に染まります。
池水式回遊庭園
客殿の後側にある池水式回遊庭園、紅葉シーズンの庭園は特に風情を感じさせます。客殿に座布団が用意されていますので、こちらに座ってゆっくりと過ごすこともできますよ。
休日の14時半頃、観光客・参拝客は5~6人だけでしたので、この美しい風景をのんびりと堪能できました。まだ色付きはじめの木々もあり、もうしばらく楽しめそうです。
風情を感じさせる紅葉と庭園
温泉寺の詳細はこちら↓
諏訪紅葉三山めぐり
「お殿様が愛した諏訪紅葉三山めぐり」も開催されています。江戸時代に諏訪高島藩主として諏訪地域を治めた諏訪家、藩主が参詣した三薬師としてゆかりの仏法紹隆寺・温泉寺・長円寺の紅葉をめぐる旅もおすすめです。
諏訪市の天然記念物に指定され、青空に鮮やかな黄色が映える仏法寺のイチョウ↓
※車で約15分
燃えるような赤色で樹齢300年の杉並木参道を染める長円寺↓
※車で約30分
駐車場
温泉寺には2箇所の駐車場があり、法要参列者優先駐車場(境内左側)には約13台、参拝者優先駐車場(境内右側)には約50台の駐車が可能です。休日の14時頃でしたが駐車場は空車が目立ちましたので、特に心配はないかと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県諏訪市湯の脇
アクセス 車 諏訪I.C.より20分
岡谷I.C.より25分
徒歩 JR上諏訪駅より15分
駐車場 あり
料金 なし