開善寺の藤と牡丹とは
開善寺の藤と牡丹とは、開善寺を美しく染める藤(フジ)と牡丹(ボタン)のことです。藤が見頃になるのと同時に牡丹も鮮やかに咲き誇る風景が魅力で、藤・牡丹の名所としても知られる開善寺に多くの方々が訪れます。
開善寺(かいぜんじ)は、飯田市にある臨済宗の寺院で、本尊は聖観音です。鎌倉時代に北条氏一族の江馬氏によって創建され、建武2年(1335年)に中国の名僧である清拙正澄を京都の建仁寺から招聘して開山したと伝えられます。暦応元年(1338年)には諸山に、応永34年(1427年)には十刹に名を連ねています。
また、開善寺山門、画文帯四仏四獣鏡、絹本著色八相涅槃図(いずれも国重要文化財)、開善寺鐘楼(国重要美術品)、木造大鑑禅師坐像(県宝)など多くの文化財が残されます。
※基本的に境内での撮影は禁止(藤・牡丹はOK)
※詳細は公式HP参照
藤と牡丹の見頃
5月上旬~5月中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2022年5月2日 →見頃
開善寺
参道
前日の雨も上がって青空が広がる中、藤・牡丹の名所としても知られる開善寺を訪問です。
藤園
境内右手の道を歩いていくと、立派な藤園が見えてきます。
藤はちょうど見頃を迎えていて美しいですね。
見頃を迎えた開善寺の藤
一部に優しいピンク色も見られますが、紫色の花びらが多く風情を感じさせますよね。
藤園の中に入ることもできますよ。下から見上げると藤の花が降り注いでくるようです。
牡丹
藤と同時に牡丹も鮮やかに咲いています。
藤・牡丹と国の重要美術品に指定される開善寺鐘楼がいい雰囲気を出していますよね。
藤・牡丹と開善寺鐘楼
最近は雨や風が強い日が続いており、その影響なのか地面には牡丹の花びらが落ちています・・・そんな中でも鮮やかな赤色に咲く牡丹は風格があって見事ですね。
朝8時頃の訪問、カメラマンが1人いただけでほぼ独り占め、ゆっくりと過ごせました。
駐車場
開善寺の参道右手に砂利の駐車場があり、7~8台程度は駐車できそうです。ただ開善寺としては、駐車場が狭いこと、また近隣住民の方々への影響も考えて、できる限りバス・タクシーなどの利用を推奨しているようです。
※車での境内進入は禁止
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市上川路
アクセス 車 飯田I.C.より15分
飯田山本I.C.より15分
徒歩 JR川路駅より20分
駐車場 あり
料金 なし