仏法寺のイチョウとは
仏法寺のイチョウとは、仏法紹隆寺の境内に立つ諏訪市内最大のイチョウで、樹齢230年、幹周4.1m、樹高29m、諏訪市の天然記念物に指定されています。また、諏訪大社大祝庭の雌木と夫婦であるという伝説を持ちます。秋には鮮やかな黄色に染まり、落葉後は境内を黄色の絨毯のように彩ります。紅葉が見頃を迎える期間には、諏訪紅葉三山めぐりやライトアップも開催され多くの観光客が訪れます。
仏法紹隆寺(ぶっぽうしょうりゅうじ)は、諏訪市にある真言宗の寺院で、仏法寺とも呼ばれます。大同元年(806年)に征夷大将軍坂上田村麿が諏訪大明神へ戦勝報告の際に、神宮寺と共に開基されたと伝えられています。木造不動明王立像・木造普賢菩薩騎象像・絹本着色釈迦三尊十六善神画が県宝に指定されるなど多くの文化財が残ります。
紅葉の見頃
10月下旬~11月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2023年11月3日 →見頃
仏法寺のイチョウ
山門
11月なのに20℃を大幅に超える陽気となった休日の昼過ぎ、仏法紹隆寺を訪問です。
諏訪大社上社神宮寺から移築された山門の背景に、見事なイチョウの巨木が立ちます。
仏法寺のイチョウと山門
境内
享保6年(1721年)に高島城から移築された聖天堂、イチョウとの共演です。
黄色や赤色に色付く境内の雰囲気がいいですよね。
本堂では平穏な日々と健康を祈ります。
イチョウの巨木
仏法寺のイチョウは諏訪市内最大のイチョウで、樹齢230年、幹周4.1m、樹高29m、諏訪市の天然記念物に指定されています。見頃を迎えた風景はもちろん見事ですが、落葉後は境内を黄色の絨毯のように彩るためしばらくは楽しめそうです。
鮮やかな黄色に染まる仏法寺のイチョウ
青空にイチョウの鮮やかな黄色が映えますね。
休日の13時半頃、境内では10人程度の方々がイチョウを楽しんでいました。思ったほど混雑していなかったので、ゆっくりと過ごすことができました。
仏法紹隆寺の詳細はこちら↓
諏訪紅葉三山めぐり
「お殿様が愛した諏訪紅葉三山めぐり」も開催されています。江戸時代に諏訪高島藩主として諏訪地域を治めた諏訪家、藩主が参詣した三薬師としてゆかりの仏法紹隆寺・温泉寺・長円寺の紅葉をめぐる旅もおすすめです。
赤色や黄色に美しく染まる庭園が風情を感じさせる温泉寺↓
※車で約15分
燃えるような赤色で樹齢300年の杉並木参道を染める長円寺↓
※車で約25分
駐車場
仏法紹隆寺には第一駐車場(約20台)・第二駐車場(約10台)・開敷院駐車場(約5台)の3箇所があります。紅葉が見頃を迎えた休日ということもあり、山門前の第一駐車場には10台程度が駐車していました。このくらいであれば駐車場に困ることはなさそうです。
補足情報・アクセス
住所 長野県諏訪市四賀
アクセス 車 諏訪I.C.より10分
徒歩 JR上諏訪駅より55分
JR茅野駅より55分
駐車場 あり
料金 なし