愛宕稲荷神社とは
愛宕稲荷神社(あたごいなりじんじゃ)とは、文治年間に飯坂城の城主(坂西由政)が崇敬する伏見稲荷大神を勧請したのが始まりです。その後、文禄年間に飯田城の城主(京極高知)が飯坂城跡で当時の愛宕山地蔵寺の境内へ奉遷し、そこから愛宕稲荷神社と呼ばれるようになりました。旧飯田市街地に鎮座する神社、飯田十社のひとつです。
紅葉シーズンには境内のもみじが鮮やかな赤色に染まり、その見事な風景が心に刻まれます。また、見頃を迎えるころにはライトアップも実施されています。
紅葉の見頃
11月中旬頃(例年)
※天候により若干ずれ込む可能性あり
※実績:2020年11月28日 →落葉
2021年11月20日 →見頃
愛宕稲荷神社
参道
扇町駐車場のすぐ下にある扇町公園(四季の広場)を経由して愛宕稲荷神社を目指します。
石段の下から見上げる紅葉が美しいですね。
石段沿いの鮮やかな紅葉
石段の途中で振り返ると、参道ともみじがとても良い雰囲気を出していますよ。
境内
国道256号側から神社を目指すと、こんな感じです。鳥居とその奥にある真っ赤に燃えるようなもみじが印象的ですね。このもみじは境内の中で最も鮮やかな赤色です。
鳥居の奥で真っ赤に燃えるもみじ
鳥居をくぐると、境内社周辺の木々も赤や黄色に染まっていてきれいですよ。
境内周囲のもみじ、色付いた葉が逆光を浴びて輝きます。
朝10時前の訪問、カメラマンや老夫婦の方々などの数人が紅葉を楽しんでいました。
拝殿の手前から見る境内、静かに時間が流れているようです。
色付くもみじと拝殿の共演、風情を感じさせますよね。
ライトアップ
紅葉が見頃を迎える夜間にはライトアップが実施されます。
ライトアップされた愛宕稲荷神社
境内社周辺は赤と黄色がきれいです。
石段付近は緑→黄→赤色のグラデーションが見事ですよ。
拝殿の前から撮影、左奥にある鮮やかな紅葉も見事ですね。
もみじの絨毯
一年前に訪問した際の写真です。落葉が進んでおり、一面がもみじの絨毯になっています。
※2020年11月28日撮影
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周辺観光スポット
色鮮やかに染まる境内が秋の風情を感じさせる鳩ヶ嶺八幡宮↓
※車で約10分
約1,000本のもみじを中心に敷地内が赤色や黄色に彩られる野底山森林公園↓
※車で約15分
国の名勝に指定される峡谷を彩る紅葉が美しい天龍峡↓
※車で約20分
駐車場
境内
国道256号側から愛宕稲荷神社の鳥居をくぐると境内に数台の駐車が可能です。境内での運転になりますので、歩行者などに注意して駐車していただければと思います。
扇町駐車場
飯田動物園の隣に扇町駐車場(有料)があります。国道256号を歩いて向かう方が近いですが、扇町公園(四季の広場)経由でも徒歩10分くらいで神社に到着できます。
※60分以内無料、以後30分ごとに100円
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市愛宕町
アクセス 車 飯田I.C.より10分
徒歩 JR飯田駅より15分
駐車場 なし(境内に数台駐車可)
料金 なし