安養寺のシダレザクラとは
安養寺のシダレザクラ(あんようじのしだれざくら)とは、松本市波田の安養寺にある樹齢500~600年のシダレザクラのことです。本堂正面の桜は樹高12m・幹周4.8m、鐘楼北東側の桜は樹高19m・幹周3.9mの巨木で、2本ともに松本市の特別天然記念物に指定されています。春になると二十数本のシダレザクラが開花し、満開になると境内が美しいピンク色に染まる人気のスポットです。
安養寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、鎌倉時代中期に西念坊道祐によって創建されたと伝えられています。安養寺のシダレザクラの他にも、三本スギやコウヤマキも松本市の特別天然記念物に指定されるなど、自然と歴史を感じさせられる場所です。
桜の見頃
4月上旬~中旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2024年4月13日 →満開
安養寺のシダレザクラ
お花見
季節外れの陽気となった週末、安養寺のシダレザクラを訪問です。
樹齢500~600年の安養寺のシダレザクラ
桜に囲まれた山門はとてもいい雰囲気です。
まるで桜が空から降り注いでくるように美しい。
桜に囲まれた鐘楼は風情を感じさせますよね。
風情を感じさせる桜と鐘楼
本堂正面の桜は樹高12m・幹周4.8m、鐘楼北東側の桜は樹高19m・幹周3.9mの巨木、2本ともに樹齢500~600年で松本市の特別天然記念物に指定されています。
桜が満開で天気の良い週末ということもあり、多くの観光客で賑わっていました。
本堂に到着、平穏な日々と健康を祈ります。
シダレザクラというものは言葉で表せない美しさですね。
ピンク色の桜と黄色の水仙の共演も見事です。
境内にある二十数本のシダレザクラ、青空の下で水田に映し出される風景が非常に美しく、おすすめの桜スポットのひとつになりました。
水田に映し出される安養寺のシダレザクラ
ライトアップ
桜のシーズンも特にライトアップはしていないようです。
周辺観光スポット
国宝に指定される天守を中心に300本が咲き誇る松本城↓
※車で約20分
塩尻市の天然記念物に指定される樹齢400年の東漸寺のシダレザクラ↓
※車で約30分
駐車場
安養寺の山門横に駐車場があり約15台が停められます。さらに隣のスペースは臨時駐車場として開放されており約30台、その奥にも約10台の駐車が可能です。休日11時半頃の訪問でしたが、駐車場はほぼ満車の状態でした。早めの時間帯がおすすめです。
JR三溝駅から徒歩3分のため、電車を利用して訪問するのも一つの選択肢かと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県松本市波田三溝
アクセス 車 松本I.C.より10分
徒歩 JR三溝駅より3分
駐車場 あり
料金 なし