阿智神社とは
阿智神社(あちじんじゃ)とは、阿智村にある前宮と奥宮からなる神社で、社伝によると第八代孝元天皇の時代までさかのぼる歴史があります。平安時代の醍醐天皇による延喜式神名帳に載る信濃国四十八座伊那郡二座の一座(下伊那に2社しか存在しない式内社)でもあり、1000年以上の歴史をもつ神社です。
天八意思兼命と天表春命が祀られており、地元住民からは「山王さま」と親しみをこめて呼ばれ、信仰を集めています。
下伊那にあるもう1社の式内社、大山田神社↓
阿智神社前宮
鳥居
国道256号沿い、湯ったりーな昼神の向かいにある住宅の間に鳥居が構えています。
参道
鳥居をくぐって参道を上っていきます。
手水舎、さらに石段の先には鳥居や社殿が見えてきますよ。
12月下旬の朝方ですので、さすがに冷たいです・・・
社殿
境内に構える狛犬の先に阿智神社前宮(あちじんじゃまえみや)の社殿が現れます。
杉の木に囲まれた静かな雰囲気がいいですね。
式内社の阿智神社前宮
阿智神社奥宮
鳥居
阿智神社前宮から北西に約2km(県道89号沿い)、車で約3分/徒歩30分弱の場所です。
苔むした石碑が歴史を感じさせますね。
鳥居の先の参道を進みます。
石段左側に見える阿智川が透明でとてもきれいですよ。
社殿
広い境内の真ん中にポツンと、阿智神社奥宮(あちじんじゃおんみや)の社殿です。
式内社の阿智神社奥宮
磐座
社殿の右側、磐座参道の石段を上っていきます。
磐座のあるこの小山は昔から「河合の陵(かわあいのみささぎ)」と呼ばれています。
鳥居の奥には巨石が祀られています。
阿智神社元宮の磐座(いわくら)、社殿が創建される前は阿智族の守護神だったようです。
※磐座:古代の祭祀場において神霊が降りて鎮座した場所
周辺観光スポット
約5000本の花桃が咲く日本一の桃源郷、月川温泉郷 花桃の里↓
※車で約10分
100万本のコスモスが咲く治部坂高原コスモスガーデン↓
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三段紅葉が楽しめる天空の楽園、ヘブンスそのはら↓
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駐車場
前宮
残念ながら周辺に専用の駐車場はありません。少し遠いですが奥宮から徒歩で向かうか、湯ったりーな昼神など周辺施設を利用したついでに立ち寄るのが良いかと思います。
奥宮
県道89号沿い、鳥居の横に駐車スペースがあります。数台は駐車できるな広さです。
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡阿智村智里
アクセス 車 飯田山本I.C.より15分
園原I.C.より10分
駐車場 前宮:なし、奥宮:あり
料金 なし