三本滝とは
三本滝(さんぼんだき)とは、松本市乗鞍を流れる水源が異なる3つの滝が一箇所に合流している高さ50~60mの滝で、剣ヶ峰付近から噴出した溶岩流により形成された溶岩台地にかかっています。番所大滝・善五郎の滝とともに乗鞍三滝と呼ばれ、長野県の名勝や日本の滝百選にも認定されています。
三本滝の中で、右側の滝は小大野川の支流・クロイ沢にかかり、黒色の溶岩上を流れ、正面の滝は小大野川の本流を豪快に流れ落ち、左側の滝は無名の沢にかかります。また、乗鞍三滝の中では最も標高が高く、滝つぼの標高は1840m、昔は乗鞍信仰の修験者の行場として利用されたといわれています。
三本滝
かもしかの径
天気が悪い日がしばらく続いていましたが、久々に足をのばして三本滝を訪問です。松本市街地は晴れていたものの、標高が高くなるにつれて雲が多め。。
駐車場(三本滝レストハウス)から三本滝までの距離は約900m、往復50分とのことです。雨の影響か地面はグチャグチャ、木製の遊歩道は滑りやすく一部は壊れています・・・
※筆者の足ですと片道15分程度
吊り橋から眺める小大野川が涼しげですね。
三本滝案内板の右側から、根が絡みついた岩を上ります。行きはよいよい帰りは・・・
三本滝
長野県の名勝や日本の滝百選に認定される三本滝、水源が異なる3つの滝が一箇所に合流するという珍しい場所です。ギリギリですが、三本の滝が納まる画角で撮影。
滝つぼの標高は乗鞍三滝で最も高い1840m、滝の高さは50~60mとのことです。
日本の滝百選・三本滝
左側の滝は無名の沢にかかっています。水量は少なめ、少し遠くから眺める感じです。
正面の滝は小大野川の本流を豪快に流れ落ちます。水量も多く見応えがありますよ。
右側の滝は小大野川の支流・クロイ沢にかかり、黒色の溶岩上を流れ落ちます。個人的にはこの滝の優美さが一番好きですね。
休日の10時半頃、5~6人の方々がこの風景を楽しんでいました。水しぶきが飛んだ岩場は非常に滑りやすいので、歩く際は十分注意が必要です。
日本の滝百選・三本滝(正面と右の滝)
- 歩きやすい運動靴
(山道、坂道、階段などあり) - 飲料水の持参(脱水症状に注意)
三本滝トレイル
三本滝トレイルといわれるコースが準備されています。観光センターからスタートして、全長11km(約6時間)・標高1454~1850m、体力に自信があれば是非。
周辺観光スポット
乗鞍三滝のひとつで松本市の特別名勝に指定される善五郎の滝↓
※車で約10分
乗鞍三滝のひとつで松本市の特別名勝に指定される番所大滝↓
※車で約20分
駐車場
三本滝レストハウス(県道84号沿い)に駐車場があります。約40台の駐車が可能ですが、休日の10時頃はほぼ満車となっていました。また、県道84号は自転車(ロードバイクなど)で上っている方も多く、運転には注意が必要です。
※三本滝レストハウスから先はマイカー規制
- 慎重な運転、自転車・歩行者注意
補足情報・アクセス
住所 長野県松本市安曇
アクセス 車 松本I.C.より65分
塩尻北I.C.より70分
駐車場 あり(有料)
料金 駐車場 200円