りんご並木とは
りんご並木とは、飯田市街にある約300mの区間に13種類26本が植えられた道路(歩行者優先道路)です。日本の道百選やかおり風景100選にも選定されています。
昭和22年(1947年)、飯田市は大火に見舞われて市街地の大半が焼き尽くされました。昭和28年(1953年)に当時の飯田東中学校の生徒たちは「自分たちの手で美しい街をつくろう。真っ赤なりんごが実っても誰ひとり手を付ける者もなく、心の美しい人たちの住む街にしよう」と考え、街の真ん中にりんごの木を植えました。それ以来、地元の生徒たちが守り育てているりんご並木は飯田市のシンボルとなっています。
りんごの見頃
10月下旬(例年)
※品種によって異なる
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2021年10月21日 →見頃
りんご並木
歩行者天国
扇町駐車場から徒歩2分、りんご並木に到着です。
まだ青いりんごもありますが、ところどころにあるベンチや東屋でゆっくりと過ごせます。
りんご並木がある通りは歩行者優先道路です。ときどき車が通過することもありますが、交通量も少なく散歩にはいいですよね。
青空の下、赤いりんごを眺めながら歩くと気持ちがいいですよ。
真っ赤な色を付けたりんご並木
実りの秋ですね。真っ赤なりんご、青いりんご、品種によって旬の時期が異なります。
70年木「国光」
このりんごの木「国光」は、飯田大火の後に飯田東中学校の生徒により植えられた際の貴重な木です。だいぶ衰弱してきているようですが、毎年秋には赤いりんごが実ります。
飯田大火からの復興のシンボル
春の風景
りんご並木の春の風景もおすすめです。周辺に植えられたチューリップが鮮やかですね。
※2023年4月16日撮影
※例年の見頃:4月下旬頃(天候により前後する)
可憐な白色の花びらがかわいらしいですよ。
並木通り
農林水産業の発展に偉大な功績を残し、日本の博覧会・博物館・図書館・動物園の父とも称される田中芳男(飯田市出身)の石碑です。自身が発見した田中ビワも植樹されています。
人形劇のまち飯田のシンボルにもなっている人形とけい塔「ハミングパル」です。
上映時間になると「時の番人」のファンファーレの合図とともに、いいだ人形劇フェスタのマスコットキャラクター「ぽぉ」と4人の子供たちが人形劇「みんな友だち」を演じます。
※上映時間:8時~17時(1時間ごと)
レトロモダンな人形とけい塔「ハミングパル」
中央公園
人形とけい塔「ハミングパル」のすぐ隣、市民の憩いの場となっている中央公園です。
平日の昼間、噴水と共に長閑な空間が広がりますね。
りんご並木の北側にある大宮通りの桜並木、春には満開の桜がとてもきれいですよ↓
駐車場
扇町駐車場
飯田動物園の隣に扇町駐車場があります。りんご並木までは徒歩2分程度です。
※60分以内無料、以後30分ごとに100円
飯田市営中央駐車場
中央公園の下に飯田市営中央駐車場があります。りんご並木までは徒歩3分程度です。
※60分以内無料、以後30分ごとに100円
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市本町
アクセス 車 飯田I.C.より10分
座光寺スマートI.C.より15分
徒歩 JR飯田駅より10分
駐車場 あり(有料)
料金 なし