紅雲寺の彼岸花とは
紅雲寺の彼岸花(こううんじのひがんばな)とは、飯田市龍江にある1万株が咲く彼岸花の名所です。瑞相山紅雲寺は永禄10年(1567年)に開基、また一説には万治元年(1658年)に開基されたともいわれています。
明治6年(1873年)に廃寺となり、その跡地には集会所を兼ねた観音堂、岩山には蚕霊堂と数十体の石仏や名号碑があり、地元住民の方々が大切に守っています。岩山に聳える榧の木は樹齢250年以上といわれる大木です。
毎年、彼岸花が咲く秋には多くの観光客が集まります。
彼岸花の見頃
9月中旬~下旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2021年9月19日 →見頃
紅雲寺の彼岸花
紅雲寺
太田下広場駐車場から八重桜街道を徒歩5分程度、紅雲寺彼岸花の看板が見えてきます。
この看板に従って脇道に入り、徒歩3分で到着です。
紅雲寺の彼岸花、ちょうど見頃を迎えています。彼岸花は自生していたもののようです。地元住民の方々による草刈りなどで維持管理されており、秋の風物詩になっています。
観音堂周辺に咲き誇る彼岸花
管理人の方の話によると、見頃は一週間程度(お彼岸頃がピーク)とのことです。
石仏の周辺に咲き誇る真っ赤な彼岸花が美しいですね。
真っ赤な彼岸花に囲まれた石仏
大榧の木
紅雲寺の岩山に聳える樹齢250年以上の大榧の木、その堂々たる姿が見事ですよね。
彼岸花の鮮やかな赤色はとても美しいです。
水辺の楽校
紅雲寺から徒歩5~10分の場所、天竜川の河川敷一面に水辺の楽校があります。
この広大な場所にも彼岸花が咲いています。11年ほど前から植え始めたとのことです。
彼岸花を眺めながら散歩すると気持ちがいいですよ。
周辺観光スポット
赤色の花の中に珍しい白色も咲く法運寺の彼岸花↓
※車で約20分
彼岸花の赤・梅の古木の黒・下草の緑、三色のコントラストが見事な嶺岳寺の彼岸花↓
※車で約35分
お地蔵様との共演が人気の園原の曼珠沙華↓
※車で約35分
駐車場
太田下広場駐車場
天竜峡八重桜街道沿い、農産物直売所の”あざれあ”の隣に、太田下広場駐車場があります。満車になることはないと思いますが、万が一の際は天龍峡案内所前駐車場(天竜峡駅の近く)または天龍峡中央駐車場をご利用ください。
※紅雲寺には駐車場がありません
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市龍江
アクセス 車 飯田山本I.C.より15分
飯田I.C.より20分
徒歩 JR天竜峡駅より15分
駐車場 あり
料金 なし