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【豆知識】空の青さが違うのはなぜ?

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空が青さが違う理由

様々な姿を見せる空

同じ晴れの日でも、真っ青な空だったり、薄い空色だったりします。なぜ空の青さが違うのか疑問に思う方も多いと思いますが、この理由について調べましたので説明していきます。

・・・ちょっとその前に、空の色が違う写真を3枚紹介します。

こちらは立石公園(諏訪市)から撮影した諏訪湖の写真です。真っ青な空ですね。

御神渡り_立石公園

次は千畳敷カール(駒ヶ根市)の写真です。雲ひとつないきれいな青空です。

千畳敷カール_紅葉

最後に大正池(松本市)の写真です。時間帯もあるかもしれませんが、薄い空色です。

上高地_大正池_紅葉

個人的には濃い青空、透き通ったような青空はとても気持ちがいいので好きです。

それでは、空が青く見える理由、空の青さが違う理由について説明していきます。

レイリー散乱・ミー散乱

空が青く見える理由、それはレイリー散乱によるものです。レイリー散乱とは、光の波長より小さい気体分子(酸素や窒素など)で青い光が強く散乱される現象のことをいいます。そして散乱された青い光が地表に届くため、空が青く見えます。

また、光の波長と同程度の大きさの粒子(水蒸気など)による散乱をミー散乱と呼びます。

大気中に水蒸気や不純物(塵・埃)が多いと、全ての色が散乱して色が重なるため、空が白っぽくなります。春や夏は大気中の水蒸気量が多くなる季節ですが、秋になると水蒸気量が減っていくため空が青くなりやすいです。

ということで、空の青さが違う理由は・・・

  • 空が青い
    →大気の透明度が高い
     (水蒸気や不純物(塵・埃)が少ない)
  • 空が白っぽい
    →大気の透明度が低い
     (水蒸気や不純物(塵・埃)が多い)

 

朝焼け・夕焼けが赤い理由

夕方になると太陽の光が地表に届くまでの距離が長くなります。そうすると、波長の短い青い光は散乱されきってしまいますが、波長の長い赤やオレンジの光は散乱されにくいため地表に届きます。これが朝焼けや夕焼けが見られる理由です。

空の青さが違う理由_光の散乱

夕焼けはロマンチックですよね。

空の青さが違う理由_夕焼け

 

マジックアワー

余談ですが・・・日の出前と日の入前の数十分間のことをマジックアワーと呼びます。

太陽が沈んだ後でも空が明るく、きれいなグラデーションが見られる魔法の時間です。ドラマチックですよね。この時間帯にはとても美しい景色が撮れるのですが、あっという間に終わってしまうのが難点です・・・

空の青さが違う理由_マジックアワー

少し雲が多いですが、マジックアワーの時間帯に撮影した夜景です。ドラマチックですね!

空の青さが違う理由_マジックアワー_あべのハルカス

 

満天の星

大気の透明度が高いと星もきれいに見えますよ。

空の青さが違う理由_星空

 

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