史跡
史跡とは
史跡とは、”貝塚・古墳・都城跡・城址・旧宅・その他の遺跡で我が国にとって歴史上または学術上価値の高いもののうち重要なもの”とされており、その中でも特に重要なものは特別史跡に指定されています。
※昭和25年(1950年)施行の「文化財保護法」による
令和3年(2021年)12月時点で、国指定の史跡:1,869件、特別史跡:63件です。
長野県内の史跡
県内にある国指定の史跡は37件、特別史跡は1件(尖石石器時代遺跡/茅野市)です。
※2021年3月現在
※詳細はこちら(長野県文化財情報)
国史跡・松本城
長野県指定の史跡は68件です。
※2021年3月現在
※詳細はこちら(長野県文化財情報)
県史跡・御猿堂古墳
上記以外に、市町村指定の史跡もありますよ。
名勝
名勝とは
名勝とは、”庭園・橋梁・峡谷・海浜・山岳その他名勝地で我が国にとって芸術上または鑑賞上価値の高いもののうち重要なもの”とされており、その中でも特に重要なものは特別名勝に指定されています。
令和3年(2021年)12月時点で、国指定の名勝:426件、特別名勝:36件です。
長野県内の名勝
県内にある国指定の名勝は5件、特別名勝は1件(上高地/松本市)です。
※2021年3月現在
※詳細はこちら(長野県文化財情報)
国名勝・天龍峡
長野県指定の名勝は6件です。
※2021年3月現在
※詳細はこちら(長野県文化財情報)
また、市町村指定の名勝について件数は不明ですが、それぞれが貴重なものですよ。
天然記念物
天然記念物とは
天然記念物とは、”動物・植物及び地質鉱物で我が国にとって学術上価値の高いもののうち重要なもの”とされ、その中でも特に重要なものは特別天然記念物に指定されています。
※昭和25年(1950年)施行の「文化財保護法」による
令和3年(2021年)12月時点で、国指定の天然記念物:1,035件、特別天然記念物:75件となっています。
長野県内の天然記念物
県内の国指定天然記念物は24件、特別天然記念物は5件(上高地/松本市、白馬連山の高山植物帯/白馬村、白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石/松本市、ライチョウ、カモシカ)です。
※2021年3月現在
※詳細はこちら(長野県文化財情報)
国天然記念物・小黒川のミズナラ
長野県指定の天然記念物は105件です。
※2021年3月現在
※詳細はこちら(長野県文化財情報)
県天然記念物・長姫のエドヒガン(安富桜)
市町村指定の天然記念物について件数は不明ですが、天然記念物と称されるものは特別な魅力がありますよね。
飯田市天然記念物・黄梅院の紅しだれ桜
まとめ
文化財保護法により守られている史跡・名勝・天然記念物、各々にこれらの貴重な文化財を大切にして、その多くを後世に残していきたいですね。