桜丸の夫婦桜とは
桜丸御殿址のヒガンザクラは、元飯田城桜丸御殿内にあるエドヒガンとシダレザクラが合体した珍しい桜です。通称桜丸の夫婦桜(さくらまるのめおとざくら)と呼ばれています。
この地には飯田城本丸御殿の別棟として桜丸御殿が建てられていました。その庭園には城主の脇坂氏時代(1615~1672年)に多くの桜が植えられ、御殿名の呼び方になったといわれています。この桜はその名残りです。
樹齢400年、幹周8.2m、樹高12mの桜です。
桜の見頃
3月下旬~4月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2021年3月27日 →満開
桜の開花情報はこちら↓
https://www.city.iida.lg.jp/site/sakurasaku/
桜満開
お花見
桜丸御門(通称:赤門)の桜も満開です。
こちらを右手に見ながら奥の方へ進んで行きます。
樹齢400年の桜丸御殿址のヒガンザクラ、通称桜丸の夫婦桜。
残念ながら逆光になってしまう時間帯(9時頃)でした。根元で合体しているため1本に見えますが、左側がシダレザクラ、右側がエドヒガンという珍しい桜です。
夫婦桜の右手にある細い道をを下りていき、反対側から見た桜です。やはり順光で見る桜の方が圧倒的にきれいですよね。
桜丸御殿址のヒガンザクラ(桜丸の夫婦桜)
桜を見に来る方は数人程度でした。その中で満開の桜がひっそりと咲いています。
こちらの敷地内には、長野県天然記念物の飯田城桜丸のイスノキもあります。飯田城の歴史と文化にゆかりのある樹木で、幹周2.3m、樹高12mは全国10番目の大きさのようです。
ライトアップ
ライトアップされた夫婦桜が仲良く寄り添っています。
19時過ぎの訪問で2~3人程度、静かに過ごせました。
ライトアップされた桜丸の夫婦桜
周辺観光スポット
長野県の天然記念物に指定される長姫のエドヒガン(安富桜)↓
※徒歩で数分
駐車場
飯田I.C.方面から国道256号を進み、通り町2・3丁目の交差点を右折します。そのまま直進すると、正面に飯田合同庁舎があります。合同庁舎前に第一駐車場、右側に第二駐車場があります。第二駐車場の方が夫婦桜に近くおすすめですが、第一駐車場でも徒歩数分の差ですので、どちらでも問題ないと思います。
※平日の駐車は避けてほしいとの記載がありました
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市追手町
アクセス 車 飯田I.C.より15分
徒歩 JR飯田駅より20分
駐車場 あり
料金 なし