ヘブンスそのはらとは
富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらは、阿智村にある天空の楽園と呼ばれる場所です。全長2,549m/標高差610mの日本有数のロープウェイでは、片道15分の空中散歩で四季折々の風景を満喫することができる人気の観光スポットです。
また、秋限定の早朝運行「雲海Harbor」も開催されます。雲海の大海原は息をのむ美しさで、さらに南アルプスからのご来光や紅葉も同時に楽しむことができます。
ヘブンスそのはら
ロープウェイ
一気に冷え込みが厳しくなった早朝、雲海を求めてヘブンスそのはらを訪問です。
朝5時過ぎでしたが既にロープウェイには長い列ができており、さすがに8人前後で相乗りになりました。係員の方が「日の出前の景色、空の色が時々刻々と変わっていく風景が一番」「ロープウェイは運行開始直後に乗るのが理想」と言っていました。
山麓駅(標高800m)からロープウェイへ、標高が高くなるにつれて徐々に東の空が明るく変わっていきます。日の出前の絶景に間に合うのか・・・という不安もありつつ。
※料金:3,600円(小中学生は半額)
ご来光
約15分で山頂駅(標高1,400m)に到着、天空の遊歩道を早足で下って展望台リフトに向かいます。みんな早足でしたね、こちらでも数分の順番待ちです。
焦りながらも標高1,600mの展望台に到着、何とか日の出前の絶景に間に合いました。6:00頃、南アルプスに橙色~紫色の見事なグラデーションが広がります。
南アルプスに広がるドラマチックな空
6:15頃、待ちに待ったご来光です。
太陽が顔を出してからあっという間に全体が見えてきますね。展望台付近の気温は氷点下でかなり寒いのですが、この瞬間に巡り合うことができれば寒さを忘れますよ。
展望台から望むご来光
休日でしたので多くの方々がこの絶景を楽しんでいました。一見の価値ありですね。
しかし、雲海を見られなかったのは残念です・・・条件はまずまずかと思ったのですが。
- 夜~朝が快晴であること …
- 昼夜の気温差が激しいこと …
- 湿度が高いこと …
- 風が弱いこと …
係員の方の話では、前日に寒気が流れ込んできて日中は気温が上がらなかったそうです。これが直接的な原因なのか、湿度が低いことが原因なのか。気象条件は難しいですね。
雲海の訪問記事はこちら↓
紅葉
展望台周辺の紅葉がちょうど見頃を迎えています。
展望台からの眺望、朝日を浴びた木々が色鮮やかに染まり、ご来光との共演が見事です。
ご来光と紅葉の共演
ご来光を拝むと、多くの方々は下りリフトへ・・・またまた長い列ができています。。
薄暗い時間帯は気付きませんでしたが、展望台リフト周辺の紅葉も美しいですよ。
紅葉の詳細はこちら↓
星空
阿智村は環境省が実施する全国星空継続観測で「星が最も輝いて見える場所」に選ばれています。豊かな自然、澄んだ空気など美しい星空が見られる条件が整っている場所です。
ヘブンスそのはらでは天空の楽園ナイトツアーも開催されますので、是非ご利用ください。
- 歩きやすい運動靴
- 遊歩道が湿っている場合は転倒注意
- 平地の服装より厚着必須
(氷点下になることも)
駐車場
第一駐車場~第七駐車場までの無料駐車場があり、合計1,500台が収容可能です。朝5時過ぎ、ヘブンスそのはらの目の前にある第一駐車場はほぼ満車でした。県外から来られている方々がほとんどのようで、思っている以上に知名度があることを感じました・・・
理想的には5時前に到着するくらいが良いかと思います。ただ、最も遠い第七駐車場からでも徒歩10分程度ですので、距離的には大きな問題はないかと思います。
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡阿智村智里
アクセス 車 飯田山本I.C.より25分
園原I.C.より5分
※東京方面からは園原で降車不可
駐車場 あり
料金 3,600円(小中学生は半額)