大山田神社とは
大山田神社(おおやまだじんじゃ)は、創建年代は不明ですが、平安時代の醍醐天皇による延喜式神名帳に載る信濃国四十八座伊那郡二座の一座(下伊那に2社しか存在しない式内社)で、1000年以上の歴史をもつ神社です。
八幡宮社殿と八郎明神社殿の2社殿は、永世4年(1507年)に再建されたものです。当時の中央文化を伝える数少ない貴重な社殿であり、国の重要文化財に指定されています。
樹齢900年を超える大杉をはじめ、スギやヒノキの大木、300種類以上の植物が生い茂る豊かな自然に囲まれる境内は、南限・北限の植物が混生する貴重な場所でもあり、長野の自然100選に選定されています。
下伊那にあるもう1社の式内社、阿智神社↓
大山田神社
鳥居
国道151号のひさわ交差点から道なりに西へしばらく進んだ集落の中にある神社です。
少し分かりにくい場所ですが、、細い坂道を歩いて上っていくと鳥居が見えてきますよ。
参道
鳥居をくぐると長い石段が続きます。久々の運動だったので、足がパンパンに・・・
石段を上りきると鳥居が構え、大木が立つ参道のずっと先に神社が見えてきました。
大自然に囲まれた境内は静寂に包まれており、外の世界とはまた別の場所にいるようです。
豊かな自然に囲まれた境内
手水舎
境内の右側にある手水舎、中心付近からポコポコと泡が出ていて不思議な感じです。
拝殿
拝殿手前にある巨木は大山田神社の大杉、御神木です。
樹齢900年以上、樹高40m、幹周7.2m、下條村の天然記念物に指定されています。
樹齢900年以上の大杉と式内社の大山田神社
八幡宮社殿(拝殿右奥)と八郎明神社殿(拝殿左奥)の2社殿は、当時の中央文化を伝える貴重なもので、国の重要文化財に指定されています。中央(拝殿奥)には本殿があります。
奉納の絵馬など歴史を感じさせるものも多く残っていますね。
境内
参拝して振り返ると、こんな感じです。
帰り際に見る参道沿いの風景もまた良い雰囲気ですね。
境内には樹齢900年以上の大杉の他にも、300種類以上の植物が生い茂る豊かな自然から、長野の自然100選にも選定されています。新緑の季節などは見事な風景が広がるかも。
周辺観光スポット
長野の自然100選、アルプスを一望できる絶景スポット極楽峠↓
※車で約20分
夏と秋に白い絨毯が広がる下條村そば畑↓
※車で約10分
駐車場
残念ながら周辺に専用の駐車場はありません。龍嶽寺の横の道を進んで鳥居をくぐると大山田神社の境内に入れますので、数台は駐車可能かと思います。また、すぐ隣にある龍嶽寺に大きな駐車場があるのですが、こちらに駐車して良いのかは不明です・・・
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡下條村陽皐
アクセス 車 飯田山本I.C.より20分
飯田I.C.より25分
駐車場 なし(境内に数台は可?)
料金 なし