十九庵の大銀杏とは
十九庵の大銀杏(じゅうくあんのおおいちょう)とは、阿南町に立つイチョウの巨木です。新野地区の領主・関氏の初代盛春が永享元年(1429年)に逝去、2代目の盛国が父である盛春の菩提を弔うためこの場所に瑞光院の前身となる瑞光庵を建立しました。その際に記念樹としてイチョウを植えたと伝えられています。
秋には近くを走る国道から目に付くほど鮮やかな黄色に染まり、落葉後は周辺に黄色の絨毯が広がります。樹齢約600年、樹高25m、阿南町の天然記念物に指定されています。
紅葉の見頃
10月下旬~11月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2022年11月6日 →散りはじめ
十九庵の大銀杏
太陽の日差しが暖かい日中、十九庵の大銀杏を訪問です。
事前に調べた際は場所が分かりにくかったのですが、国道151号から鮮やかな黄色に染まるイチョウの巨木が見えたので、後はそこに向かうだけでした。
鮮やかな黄色に染まる十九庵の大銀杏
下の枝はだいぶ散っていますが、周辺が鮮やかな黄色の絨毯のようで美しいですね。
周辺に広がるイチョウの黄色い絨毯
何本にも複雑に分かれた枝、ゴツゴツした太い幹が長い年月を感じさせます。樹齢約600年、樹高25m、阿南町の天然記念物に指定されています。
イチョウの根元には祠がありますよ。
反対側からの風景、黄色の絨毯と巨木・石碑がいい雰囲気です。
休日の11時半頃、しばらくは独り占め状態でしたが、途中でバイクで来られた方がいました。国道からも見えますので、つい立ち寄る方も多いようです。
駐車場
十九庵の大銀杏のすぐ手前に2~3台の駐車スペースがあります。田畑の間を抜けるような狭い道ですので、運転には十分注意いただければと思います。
- 慎重な運転、対向車・歩行者注意
(周辺は道幅が狭い)
補足情報・アクセス
住所 長野県下伊那郡阿南町新野
アクセス 車 飯田山本I.C.より50分
飯田I.C.より55分
駐車場 あり
料金 なし