阿弥陀寺のシダレザクラとは
阿弥陀寺のシダレザクラ(あみだじのしだれざくら)とは、飯田城主の脇坂氏お手植えの桜といわれており、「弥陀の四十八願」の桜の1本(1番目)とされています。「弥陀の四十八願」の桜とは、飯田城主の脇坂氏が、二人の兄の菩提を弔うために寛文年間に植えた城下四十八ヶ所の桜です。
この桜が植えられている阿弥陀寺は、慶長2年(1597年)に飯田城主の小笠原氏によって風越山麓に草庵が建てられたのが始まりです。その後、寛文12年(1672年)に現在の場所に千体仏観音堂が建立されました。
樹齢400年、幹周4.2m、樹高11mで、飯田市の天然記念物に指定されています。
桜の見頃
3月下旬~4月上旬(例年)
※天候により前後する可能性あり
※訪問実績:2021年3月27日 →満開
桜の開花情報はこちら↓
https://www.city.iida.lg.jp/site/sakurasaku/
桜満開
お花見
阿弥陀寺の山門横の桜が満開です。
樹齢400年とされる阿弥陀寺のシダレザクラ、境内にどっしりと構えています。
阿弥陀寺のシダレザクラ(山門より)
様々な方向に広がる枝、満開の桜の薄いピンク色が青空に映えますよね。
枝垂れ桜が鐘楼に掛かっている風景も見事です。
鐘楼に掛かる枝垂れ桜
朝日を浴びた花びらはスッキリとして美しいです。
10時半過ぎの訪問で、3~4人くらい、人はまばらでゆっくり過ごすことができました。
ライトアップ
桜のシーズンはライトアップされています。
20時半頃の訪問でしたが、境内には誰もいませんでした。桜が静かに咲き誇っています。
ライトアップされた阿弥陀寺のシダレザクラ
鐘楼に掛かる枝垂れ桜もいい雰囲気を出しています。
太い幹のデコボコがこの桜の長い歴史を感じさせますよね。
駐車場
飯田I.C.方面から、県道15号を進み、白山町3丁目の交差点を左折します。そのまま県道8号を400mほど進み、砂払温泉があるT字路を右折、さらに右折して進んでいくと左手に阿弥陀寺が現れて、手前に駐車場があります。
近くに砂払温泉がありますので、帰りに温泉に入ってゆっくりすることもできます。
補足情報・アクセス
住所 長野県飯田市丸山町
アクセス 車 飯田I.C.より10分
徒歩 JR飯田駅より25分
駐車場 あり
料金 なし